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第21回ファンタジーステークス(5日、京都11R、GIII、2歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・外1400メートル、1着本賞金2900万円=出走12頭)圧倒的人気を集めた川田将雅騎乗のミスエルテが、出遅れをものともせず豪快に追い込んで快勝。無傷のV2で素質の違いを見せつけた。“怪物”と称されたフランケルの初年度産駒としても、日本での重賞初制覇。また、池江厩舎は3週連続の重賞Vとなった。タイム1分21秒8(良)。1馬身1/4差の2着はしんがり12番人気のショーウェイ。
デビュー戦に続き、衝撃的な勝ち方を見せつけた。出遅れたミスエルテが大外から末脚一閃。柔らかな日差しの下を豪快に駆け抜けた。
「想定とは違う競馬になりましたが、結果としていい競馬ができました。いい経験になったと思います」
期待通りの走りで無傷のV2。川田騎手が満足げな顔を見せる。タイミングが合わずに出遅れて後方から。鞍上が慌てずに外へといざない、4コーナー手前から進出を開始する。肩に軽くステッキを入れられた程度だったが、エンジンがかかると素晴らしい末脚を駆使(上がり3ハロン33秒6)して一気に突き抜けた。
今週もまた“池江調教師&川田騎手”のコンビが重賞V。馬群の外から勝負を決めた様子は、前週のスワンS(サトノアラジン)の再現を見るようだった。しかも、池江師は菊花賞(サトノダイヤモンド)から3週連続の重賞Vだ。「(スタートで遅れて)もまれずに済んだのは、かえって良かったかも。まだ上のギアがありそうだね」と自信の表情で答えた。
今後はノーザンファームしがらきへの短期放牧を挟んで、阪神ジュベナイルフィリーズ(12月11日、阪神、GI、芝1600メートル)へ。「今は徐々にレースを経験している段階。まだ良くなりますよ」と川田騎手は胸を張る。父フランケルは英国で14戦全勝で“怪物”と呼ばれた名馬。その血を受け継ぎ、無限の可能性を秘めた才女が、無敗の戴冠へ王手をかけた。 (宇恵英志)
★5日京都11R「ファンタジーステークス」の着順&払戻金はこちら
ミスエルテ 父フランケル、母ミスエーニョ、母の父プルピット。鹿毛の牝2歳。栗東・池江泰寿厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績2戦2勝。獲得賞金3642万円。重賞初勝利。ファンタジーSは、池江泰寿調教師が初勝利。川田将雅騎手は2009年タガノエリザベートに次いで2勝目。馬名は、「私の幸運(スペイン語)」。
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