中央競馬ニュース

【函館記念】鞍上絶賛!ヘイロー楽々12秒5

 0   0   1,326
シェアする  x facebook LINEで送る
【函館記念】鞍上絶賛!ヘイロー楽々12秒5

 函館記念(14日、GIII、芝2000メートル)の追い切りが10日、函館競馬場と美浦トレセンで行われた。鳴尾記念を勝ち57・5キロのトップハンデを背負うトウケイヘイローは、函館Wコースでシャープな動きを披露した。出走予定馬中ただ1頭の調教評価Sを獲得。巴賞を勝ったエアソミュールも豪快な伸びで順調をアピールした。

 鳴尾記念を制し、戦列復帰から4戦3勝のトウケイヘイローが、目下の充実ぶりを表すかのように、シャープな反応を見せた。

 肌寒い曇り空の下、函館Wコースをゆっくり周回し、単走のまま2周目で追い切りへ移行。折り合いをつけながらジワジワ加速していき、手応え良く4コーナーを回って直線に向いた。調整役の荻野要騎手(レースは武豊騎手)の手はほとんど動かなかったが、ラスト1ハロンは12秒5(5ハロン68秒1)の切れ味。「少し仕掛けたらビューンですよ。凄くいい動きだった」と手放しで褒めるほどだ。

 骨折休養明けから連勝でダービー卿CTを勝ち、春はマイルGI安田記念が目標だったが、賞金不足で除外。「安田記念を走っていたら、また違った形になっていた」と清水久調教師は振り返る。GI出走の望みが叶わず鳴尾記念に回ったことが、新たな一面を引き出す結果となった。

 マイルを超える距離が未経験だったトウケイヘイローにとって、鳴尾記念の2000メートルは未知の領域。1年9カ月ぶりにコンビを組んだ武豊騎手の好リードで向こう正面からハナを奪い、直線で再び後続を突き放した。「あの4コーナーのタメは神がかっていた」とトレーナーもユタカの手腕に絶大な信頼を置く。

 「きょうの動きを見て安心した。パワーがあるから洋芝も問題ない。距離も前走で克服できたし、ハンデも馬格があるから大丈夫」

 トレーナーの表情に不安はない。トップハンデの57・5キロは、力を認められた証し。上半期の急上昇株トウケイヘイローの勢いはまだまだ止まらない。(板津雄志)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る