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【俺のチェックポイント】カテドラル充実の秋に波乱呼ぶ

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【俺のチェックポイント】カテドラル充実の秋に波乱呼ぶ

 GI馬6頭の豪華メンバーが集まった今年のマイルCS。「俺のチェックポイント」4日目は、大阪サンスポの長田良三記者が京成杯AHを制したカテドラルに注目した。今年に入って重賞で堅実な走りを見せており、一発の可能性を探った。

 どうしても取材したい馬がいる。今年に入って5戦すべて重賞に参戦し、東京新聞杯、ダービー卿CT、中京記念で2着。前走の京成杯AHで重賞初制覇と充実ぶりが光るカテドラルだ。一方で、安田記念12着の敗因も気になるところ。早速、池添学厩舎に向かい宮田助手を直撃した。

 まずは、好走の要因について。「気持ちにゆとりができましたね。カッカするところがましになり、(落ち着いて)競馬に向かえるようになりました」と分析する。3歳時にNHKマイルC3着、マイルCSも6着とはいえ、メンバー最速の末脚を繰り出した素質馬。以前は成績にムラがあったが、精神面が成長したことで、安定して能力を出せるようになった。

 もうひとつ気になるのは、安田記念12着の敗因。出負けしたとはいえ、持ち味の末脚が鳴りを潜めた。「速い時計に対応できなかったと思う。あまり速い時計も持っていないからね」と振り返りつつ、「今の時計がかかるぐらいが、ちょうどいいと思う」と開催が進んだ阪神コースを歓迎した。

 この日は、厩舎回りの運動で1時間汗を流した。17日の栗東坂路では4ハロン52秒3(ラスト1ハロン12秒1)の自己ベストを馬なりで叩きだしたように、態勢は万全だ。

 「戸崎騎手も『乗りやすいイメージがある』と言ってくれています。確実に最後は脚を使ってくれるので」と宮田助手は期待を込める。

 エリザベス女王杯は10番人気の伏兵アカイイトが、馬群の外を回って突き抜けた。充実期を迎え、差しが利く今の馬場なら流れひとつで、先週の再現があるかも…。枠順や展開などをじっくり考えて、最終的な印を決めたい。 (長田良三)

マイルCSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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