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秋のGIシリーズ開幕を告げるスプリンターズSの枠順が確定した。GI連載企画『東西現場記者走る』を担当する東京サンスポ・千葉智春記者(34)は美浦トレセンでの5日目、〔8〕枠(16)番で3連覇を狙うレッドファルクス、〔2〕枠(3)番のワンスインナムーンに注目。前者はデビュー以来初めての大外枠、後者は逃げ宣言を後押しする内枠と、昨年の1、3着馬で明暗が分かれた。
枠順が決まる金曜日。美浦トレセンを去る前に“前馬未到”の平地GI3連覇に挑むレッドファルクスの動向を追った。1週前はもたもたした動きだったが、26日の追い切りでは鋭く反応。しっかりレース週に仕上がってきた短距離王者の最終調整を見届けたかった。
一昨年のスプリンターズS以降、国内の電撃GI参戦時は金曜の調整を毎回見ている。普段通り2つの角馬場で脚を慣らし、Wコースを1周。春の高松宮記念(8着)時はテンションの高さが気になったが、今回は落ち着き払って雰囲気がいい。尾関調教師も「順調です。トモ(後肢)の具合もこの馬としてはいい」と好ムードを伝えた。
枠順抽選会場では尾関師自ら抽選器を回し、出てきたのは〔8〕枠(16)番。一瞬、眉をひそめたように見えた。「外めの方が競馬はしやすいと思っていたけど、大外は初めてなので…。馬によっては外にふくらむ馬もいる。ロスなく行ければ」と分析。高松宮記念では直線で前が壁になっただけに「そういう利点を生かせれば。最後の枠入れにもなりますから」と好意的にも受け止めた。
3連覇へ向けて、最後に訪れた課題。理論派トレーナーが、果たしてどんな作戦を練るのか…。
一方、内めの〔2〕枠(3)番を喜んだのが、ワンスインナムーンの斎藤誠調教師だ。「腹をくくって逃げられます。スタートセンスはすごくありますから」。昨年は逃げ粘って0秒1差の3着と、地力は証明済み。悪天候の予報にも「時計がかかる方がいい。雨が降れば先行有利にもなる。GIなので、運も味方につけないと」と歓迎する。
仕上がりも万全だ。金曜は坂路4ハロン66秒1を軽快にマーク。「昨年も体は良かったけど、覇気がなかったんです。今年はやる気に満ちて、体と気持ちが一致。昨年に比べてはるかに状態はいい」とトレーナー。1990年にGI昇格後、道悪の3回は2000年ダイタクヤマト、04年カルストンライトオ、07年アストンマーチャンと全て4コーナー先頭の馬が優勝。歴史は繰り返すのか-。本命候補が増えてばかりで悩むが、結論の時はもう迫っている。 (千葉智春)
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