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中央競馬は本格的な春のGIシリーズに突入する。その第1弾、スプリント路線の頂上決戦となる高松宮記念(25日、中京競馬場、芝1200メートル)の追い切りが21日、東西トレセンで行われた。美浦では最有力候補のレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡7歳)が、ウッドチップコースで5ハロン66秒4をマークし、サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』。3度目のGI制覇に向けて、万全の態勢が整った。枠順は23日に確定する。
現役最強スプリンターの名にかけ、負けられない仕上げだ。昨年3着のリベンジに燃えるレッドファルクスが、Wコースで迫力満点の動きを披露。2016、17年のスプリンターズSに続くGI3勝目へ万全のデキをアピールした。
「1週前は前半の入りが遅くなりましたが、きょうは先行馬がしっかりと前に行ってくれたので、内容のある追い切りができました」
尾関調教師が納得の表情を浮かべる。約4馬身先行する僚馬ダノンアイリス(1000万下)を目標に、4コーナーでは大きく外を周回。残り200メートル過ぎで鞍上のゴーサインが出ると、パワフルな脚取りで一気に差を詰め、きっちりと併入に持ち込んだ。5ハロン66秒4、3ハロン37秒9-13秒1のタイムも文句なしだ。
追い切るコースにも慎重を期した。当初は南D(ダート)コースで追う予定だったが、降り続く雨で水分を含んだダート。「ちょっと硬いかなと思った」(尾関師)ため、脚部への負担を軽減したうえでしっかりと負荷をかけられるWコースを選択した。細やかな配慮で勝利を目指す。
昨年は香港遠征以来のぶっつけで臨んだが、今年は前哨戦を叩いて青写真通りの臨戦過程。追い切りには騎乗しなかったミルコ・デムーロ騎手(39)も「(稍重だった昨年は)いい馬場だったら、もっといい脚が使えたと思う。能力はあるし、頑張ります」と3戦ぶりのコンビに腕をぶしている。前走の阪急杯は、58キロを背負って3着。メンバー最速の末脚(3ハロン33秒4)で猛然と追い込んだ。前哨戦としては上々の内容で、大一番に臨む。
「中京に行くと馬が元気になりますし、一番この馬を分かっているジョッキー。昨年は期待に応えられませんでしたが、今年は勝ってもらいたい。最優秀短距離馬というタイトルに負けない走りができるように」
指揮官は静かな口調の中にも闘志をにじませた。前年の最優秀短距離馬が高松宮記念に出走してくれば、出走機会3連勝中。昨年は1番人気に応えられなかったレッドファルクスが、今年こそわが世の春を謳歌(おうか)する。(花田隆)
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