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6日の札幌10Rすずらん賞(2歳オープン、芝1200メートル)は、三浦皇成騎手騎乗の1番人気オデュッセウス(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が2番手追走から早めに抜け出して快勝。オープン初勝利を飾った。タイムは1分11秒0(良)。
横一線の先行争いからラシームが抜け出して単騎逃げ。人気のオデュッセウスが2番手につけ、その後ろにボーダレス、マダムクレアシオンが続く。手応え十分に2番手を追走したオデュッセウスは、直線に向くと早めに先頭に立つ積極的な競馬。食い下がるボーダレスを振り切り、猛追する道営馬フレンチイデアルを退けて、力強く押し切った。クビ差の2着は中団追走から鋭くインを伸びた8番人気のフレンチイデアル。さらに3/4馬身差の3着には2番人気のボーダレスが入っている。
オデュッセウスは、父ファルブラヴ、母ライツェント、母の父スペシャルウィークという血統。通算成績は3戦2勝となった。
三浦騎手は「追ってからしっかり伸びましたね。きょうの馬場の傾向を考えて先行しましたが、差す競馬もできますよ。自分で競馬を作って押し切る強い競馬でしたが、これで気持ちのコントロールがきくようになればもっと良くなると思います。距離は1200メートルがいいと思います」とレースを振り返り、スプリンターとしての資質を高く評価していた。
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