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【ロンドン20日】
英国王室主催のロイヤルアスコット開催がアスコット競馬場で開幕した。初日は3鞍のGIが行われたが、波乱となったのは3歳馬のセントジェームズパレスS(GI、芝1600メートル、創設1834年)。英愛2000ギニーを制して単勝1・5倍の圧倒的支持を集めたチャーチルが4着に敗退。勝ったのはJ・ドイル騎乗で2番人気のバーニーロイ(英国産、英=R・ハノン、牡、父エクセレブレイション)だった。1分37秒22(良)。通算4戦3勝で、GI初勝利。前走の英2000ギニーはチャーチルと1馬身差の2着だったが、ここ一本に絞ってリベンジを果たした。
初日メインのクイーンアンS(4歳上GI、芝1600メートル、創設1840年)は、W・ビュイック騎乗で1番人気のリブチェスター(アイルランド産、英=R・フェイヒー、牡4、父イフラージ)が1馬身1/4差で快勝。1分36秒60(良)。通算12戦5勝でGI3勝目。豪州の女性騎手M・ペインが騎乗したカスパースカイは14番人気で5着だった。
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