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3戦3勝のフィリーズレビュー馬クイーンズリングは栗東CWコースで併せ馬。十分に手応えを残しながら、きっちり先着した。
先行するスノーラインを6Fで3馬身追走。5Fで1馬身差に詰め、そのまま4角へ。内から並びかけ、直線へ向いても手綱は絞られたまま。ラスト1FでM・デムーロ騎手から気合が入り、応えるようにゴール前でクビだけ抜け出した。相変わらず動きはしなやか。まだまだギアが上がりそうな手応えのまま、オーバーワークを避けるように6F84秒0、12秒6をマークした。
「いい感じで反応してくれたね。力を出せる態勢。馬体に関しては大丈夫、問題ない。競馬が上手だし、いい馬場でやらせたい」と、ミルコは前走と変わりない感触を確認し表情を和らげた。
前走は馬体が20キロ減ったが、素早くメンテナンス。吉村調教師も「体が引き締まってきた前走は10キロは減ると思っていた。あとの10キロは初の当日輸送によるもの。すぐに馬体は戻った」とキッパリ。カイ食いも旺盛で「加減することなく乗り込めた」と力を込めた。
マイル、9Fを勝っている点は心強く、「マイルに延びるのは間違いなくプラス」と指揮官。ムードは最高だ。(夕刊フジ)
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