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25日の函館5R2歳新馬(芝1200メートル)は、伴啓太騎手騎乗の4番人気クリノコマチ(牝、美浦・伊藤伸一厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分14秒2(稍重)。
レース前に一気に降り出した大雨の中、外枠かクリノコマチがハナを切る。スパイスフェアリーが2番手につけ、断然人気に推されたテムルは3番手からレースを進めた。4コーナーでスパイスフェアリーが先頭に並びかけたが、そこからクリノコマチが再び加速。どんどん差を広げて、ゆうゆうと逃げ切り勝ちを決めた。5馬身差の2着が3番人気のスパイスフェアリーで、さらに5馬身差の3着がゴール前で追い上げた2番人気のルナレディ。
クリノコマチは、父サンライズペガサス、母コパノマルコリーニ、母の父マヤノトップガンという血統。おじのプライドキムは交流GI全日本2歳優駿の勝ち馬。
伴騎手は「ゲートが速いのは分かっていたので逃げるつもりでした。馬場が悪くて走りづらそうだったけど、物見をしていた分、最後におつりがあったし、よく頑張ってくれました。スピードを生かす競馬が合いますが、掛からないので距離は少し延びても大丈夫だと思います」と会心の逃げ切りVを振り返っていた。
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