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マカヒキ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が9月7日、フランス・シャンティーのエーグル調教場(直線芝コース)で、9月11日のニエル賞(フランス・シャンティー競馬場、GII、芝・右2400メートル、3歳、牡・牝、1着賞金7万4100ユーロ=約852万円)に向けての最終追い切りをかけた。鞍上は日本から駆けつけたクリストフ・ルメール騎手。帯同馬のマイフリヴァ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、通算成績7戦1勝)=ティエリ・ジャルネ騎手が騎乗=との2頭併せで約1600メートルを追い切った。
◎クリストフ・ルメール騎手「とてもスムーズなストライドでとても良い感じです。シャインティーの競馬は馬が密集して走るので独特です。しかし、マカヒキは走りのバランスが良く、コントロールしやすいので心配していません。ニエル賞はマカヒキにフランスのレースの雰囲気に慣れてもらうことが重要だと考えています。今日は大先輩のジャルネ騎手(※)が協力してくれたので、素晴らしいトレーニングができました。感謝しています」
※ティエリ・ジャルネ騎手…1992年から4年連続でフランス・リーディングジョッキーを獲得。トレヴ(2013&14年凱旋門賞優勝)などの主戦を務め、凱旋門賞はこれまでに4勝。今年のシャーガーカップではシルバーサドル(最多ポイント獲得騎手)を受賞した。49歳。
◎友道康夫調教師「ここまで日本と同じように調教ができていて、順調にきています。ルメール騎手から追い切りの感触も良かったと聞いています。フランスでの競馬は初めてなので、ニエル賞はフランス競馬に慣らすことが目的です」
マカヒキはニエル賞をステップに、10月2日の凱旋門賞(シャンティー競馬場、GI、芝・右2400メートル、3歳以上、牡・牝、1着賞金285万7000ユーロ=3億2855万円)に出走を予定している。現地ではシャンティーのラモルレイ地区にある小林智(こばやし さとし)厩舎に滞在中。
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