中央競馬ニュース

“ターフの魔術師”武邦彦氏が死去 77歳

 0   2   1,499
シェアする  x facebook LINEで送る
“ターフの魔術師”武邦彦氏が死去 77歳

 現役騎手時代に“タ-フの魔術師”の異名を取り、武豊(47歳)、幸四郎(37歳)両騎手=いずれも栗東・フリー=の父としても知られる元調教師の武邦彦(たけ・くにひこ)氏が8月12日、病気のため死去した。77歳だった。通夜は14日午後7時、葬儀・告別式は15日午前11時、滋賀県草津市西渋川1の2の4 (株)セレマ 草津シティホールで。喪主は妻・洋子(ようこ)さん。

 1957年、中央競馬で騎手としてデビューした。旧八大競走制覇は72年の桜花賞(アチーブスター)が初めてと遅咲きだったが、その後は同年のダービー(ロングエース)、73年の菊花賞(タケホープ)、74年の皐月賞菊花賞(キタノカチドキ)、76年の有馬記念(トウショウボーイ)などを制覇した他、関西所属騎手として初の1000勝を達成。1メートル72の長身を折りたたむような柔らかく、華麗な騎乗フォームで人気があり、“天才”福永洋一騎手(福永祐一騎手の父)に対し、“名人”とうたわれた。85年に引退。JRA通算で重賞80勝を含む1163勝(7679戦)を挙げた。

 同年に調教師免許を取得し、87年に栗東で開業。2009年に定年により引退するまでJRA通算375勝(4193戦)を挙げた。うち重賞は、三男・豊騎手が手綱を取った90年のスプリンターズSバンブーメモリー)などGI・3勝を含む18勝。幸四郎騎手は四男にあたる。

 ◆武豊騎手「ホースマンとしても、父としても、大変尊敬できる偉大な人でした。今の私があるのも父のおかげです。まだまだ見守ってほしかったので、本当に残念です」

この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)
 ナイス!(2

関連キーワード

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る