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16日の小倉10Rあすなろ賞(3歳500万下、芝2000メートル)は、北村友一騎手騎乗の3番人気シンネン(牡、栗東・浅見秀一厩舎)が最内から抜け出して快勝した。タイムは2分0秒3(良)。
スタートでテイエムレンジャーが躓き、最後方からの追走となる。先手を奪ったのはウイングリートで、2番手にはクレスコモア。断然人気のジャングルパサーは後方2番手からレースを進めた。淡々とした流れになり、直線に向いてもウイングリートが逃げ粘ったが、終始インを追走して仕掛けのタイミングを図っていたのがシンネン。わずかに開いた最内を鋭く突いて伸び、鮮やかに差し切って快勝した。1馬身差の2着には5番人気のウイングリートが逃げ粘り、さらに1馬身差の3着には好位からジリジリと伸びた6番人気のノースパストラルが入っている。
シンネンは、父ステイゴールド、母キタサンバースデー、母の父マリエンバードという血統。おじにダービー、ジャパンCを制したジャングルポケットがいる。通算成績は6戦2勝となった。
北村友騎手は「前に馬を置く形で力まず走らせることができました。距離延長も良かった感じです。昇級初戦だったけど、好内容で結果を出してくれました」と会心の勝利を振り返っていた。
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