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東京開催最終週の今週は、国際招待競走のジャパンCが行われる。今週の目玉はドイツの3歳牝馬デインドリーム。凱旋門賞で2着に5馬身差をつけ、レースレコードで圧勝。過去、凱旋門賞馬は6頭が参戦して期待はずれの結果となっているが、今年のデインドリームはひと味違うかもしれない。
世界最高峰のレース、凱旋門賞の優勝馬が6年ぶりに出走する。生まれ、調教地ともにドイツの3歳牝馬デインドリームだ。2歳時のセールでわずか9000ユーロ(現レートで約93万円)と格安だった馬が今や3億円以上を稼ぐまでに大出世した。
ベルリン大賞典、バーデン大賞典と自国のGIを圧巻の内容で連勝後、追加登録料10万ユーロ(約1030万円)を支払って凱旋門賞に挑戦。ディフェンディングチャンピオンのワークフォースをはじめ、並みいる強敵を撃破した。道中は中団に位置し、直線で馬場の真ん中に持ち出すと、残り1ハロンから一気に突き抜けて2着シャレータに5馬身差をつける圧勝。タイム2分24秒4(1/100計測では49)は、97年パントレセレブルの2分24秒6を更新するレースレコードでもあった。
来日は16日で、千葉県白井市の競馬学校で輸入検疫中。21日朝はゲート試験をクリアしてから、ダートコース(1周1400メートル)でキャンター1周と軽めのメニューを消化した。だいぶ環境にも慣れた感じで落ち着きがあり、馬体にも太め感はない。22日に東京競馬場に移動予定で、1本追えば十分仕上がりそうだ。
「来日後はとてもリラックスしている。1頭での調整も、特に不安や問題はない」とヒルデブランド調教助手は順調さを伝える。
ジャパンCにはこれまで6頭の凱旋門賞馬が出走しているが、96年エリシオの3着同着が最高。大目標の後のレースで好調維持が難しいという事情もあるが、それ以上に日本の軽い芝での高速決着がネックになってきたからだ。だが、時計がかかるロンシャンで破格のタイムをマークしたデインドリームなら、95年のランド以来のドイツ馬2勝目と、史上初の3歳牝馬Vの快挙を遂げても不思議ない。
「(この馬は)良でも重馬場でも結果は残しており、今回は53キロという斤量も有利。JCでも凱旋門賞と同じ結果を期待したい」とヒルデブランド助手は愛馬に全幅の信頼を寄せている。
芝2400メートルは【3・0・0・1】で左右の回りも、馬場状態も不問。428キロ(17日計量)とコンパクトな体に詰まった闘争心で、デインドリームがJCの歴史に新たな1ページを刻む。 (片岡良典)
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