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ダービーを右第3中足骨近位骨折で取り消した後、休養していたNHKマイルC馬ダノンシャンティ(栗・松田国、牡3)が、有馬記念に出走することが15日、決まった。今年のアイルランドリーディング2位で、今週末から短期免許を取得して来日するフラン・ベリー騎手(29)が手綱を取る。
ダノンシャンティは15日、坂路2本目に4ハロン53秒5、ラスト1ハロン12秒8をマークし、外モンテクリスエス(牡5OP)に1/2馬身遅れ。「今までは馬なりで時計を出してきましたが、きょうはしっかり追って、負荷をかけることができました。出走への大きな山は越えました」と松田国調教師は話し、午後に骨折した部分の無事を確認。オーナーサイドと協議した結果、参戦が決定した。「NHKマイルCはJRAレコード(1分31秒4)。強い3歳世代でも、トップの力がある。それを証明したい」と松田国師は意欲を燃やしている。
また、鞍上が未定だったトゥザグローリー(栗・池江郎、牡3)は、短期免許で来日中のクレイグ・ウィリアムズ騎手(33)=豪州=との新コンビを組むことが決まった。
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