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先週書いた京都金杯の記事で、能登地方で発生した地震についてボリュームを要したことについて「ヒール(悪役)担当らしくない」というご指摘を頂きました。ごもっともではあるのですが、筆者は東日本大震災時に自分のSNSで不適切な投稿をしてしまった前科があり、どうしても気になってしまいました。かといって、全く触れないというのも、それはそれで気が引け……。
今は難しいですが、能登地方の方々も笑顔で競馬を楽しむことができる日常が1日でも早く戻ってくることをお祈りします。先週も書きましたが、あの地域から金沢競馬場へは無料のファンバスで足を運ぶこともできますしね。
さて今週末の日経新春杯は非常に難解なレースです。登録馬の中に、前走で馬券圏内に入ったという馬が1頭もいません。どの馬も前走での敗因を確認した上で馬券検討をする必要があります。さらにハンデ戦ですので、斤量にも注意が必要です。
このような顔ぶれでのレースですから、明け4歳馬の成長力に期待したいと考える人は多いでしょう。サトノグランツ、サヴォーナ、ハーツコンチェルトなどが上位人気になると思われます。中でも神戸新聞杯をコースレコードで勝っているサトノグランツについて、気になっているという人は多いのではないでしょうか。そうです、今回のターゲットはサトノグランツなのです。
菊花賞では単勝オッズ5.0倍で3番人気でしたが、結果は期待を大きく裏切る10着でした。道中は馬群の後方でレースを進めましたが、鞍上の川田将雅騎手が「手綱を動かし続けているのに、その位置からついて行けなかった」とレース後に語っていたように全く見せ場のないレースぶりで、故障したのではないかと不安になった人もいたと思います。筆者には、3000mという距離が合わなかった、という負け方には見えませんでした。
今回はその菊花賞以来のレースになります。ウマニティでも掲載されているサンケイスポーツの記事によると、友道康夫調教師は「(前走は)G1の壁というか、荷が重かった部分もあったでしょうね。」とコメントしているようですが、陣営も菊花賞の敗因を把握しかねているようにも思えるその内容……。
今回の日経新春杯では、神戸新聞杯と同じ2400m戦ということで改めて注目したい人もいるとは思いますが、前走の敗因がはっきりしない中で中心視していいものかどうか、ここが非常に判断難しいところ。前述した他の明け4歳馬ですが、菊花賞でサヴォーナは5着、ハーツコンチェルトは6着と、いずれもサトノグランツに先着しています。しかも、サヴォーナもハーツコンチェルトも、今回は菊花賞より2キロ軽い55キロで出走してきます。対するサトノグランツは57.5キロと菊花賞から増えています。この比較からも、サトノグランツは積極的に狙いたい馬とは言えないでしょう。
0.5キロ増えているだけですので当てはめて良いかどうかは各々の判断に委ねられる部分でしょうが、近10年の日経新春杯で前走から斤量が減っている馬の成績が「8-6-5-62」なのに対し、前走と斤量が変わらない馬、そして前走より斤量が増えている馬は「2-4-5-56」と劣勢です。
サトノグランツに全く勝ち目がない、という話ではもちろんありません。ただ、菊花賞の内容からしても、斤量論からしても、見れば見るほど人気になるなら逆に買い目から外したい存在に思えてくるのは筆者だけでしょうか? とりあえず、軸馬としてオススメできる馬ではありません、とだけ書き残しておきます。
(文・菅野一郎)
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