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今現在、どのくらいの数が存在するのか正確には知らないが、私が競馬を始めた高校2年の頃、競馬専門紙は恐らく7紙くらいあった。
各紙特徴があったが、私の記憶違いがなければその頃の競馬新聞の予想の印は◎本命、◯対抗、▲単穴、△連下候補、くらいしかなかったように思う。
この印のルールに大きな変化が訪れたのは、これまた私の記憶違いがなければ1987年の有馬記念。何という専門紙の誰だったかは覚えていないが、16頭立てのレースで10頭に印を打ったのだ(笑)。
この年の有馬記念は、3番人気のダービー馬メリーナイスがスタート直後に落馬し、1番人気サクラスターオーが4コーナー手前で骨折競走中止。10番人気メジロデュレンが優勝し、7番人気ユーワジェームスが2着に入り、有名な「ユメ」馬券の枠連4-4(ゾロ目)は16300円の大波乱となった。
難解なレースだったがそれより鮮明に覚えているのは、某かの専門紙の誰かが10種の印を打ったことだ。
その予想家は本命に◎を、対抗に◯を打った。単穴に▲をつけ、4、5、6番手の馬に△を打った。このあたりまではごくフツーの予想。驚いたのは7番手の馬に☓をつけ、8番手の馬に「注」をつけ、さらに9番手の馬に★印を打ち、最後に※を打ったことだ(笑)。
何のTVだったか、ラジオだったか、司会に振られて「◯◯さん、このバツ印はどういう意味ですか?」と訊かれ「これはバツではなく、能力が計り知れぬという意味での“エックス”だ」と答え失笑を買っていたのを思い出す。
さて、数が少ないほうが良いのは予想の印だが、競馬で「数字が少ない」ほうが良いといえば、時計だ。持ち時計の「時間」が少ない(=速い)ことはその馬の競走能力の高さを示し、勝ち馬検討の鍵となる。今日は、今週日曜東日本のメイン競走・京成杯に寄せ、時計絡みの金言を紹介しよう。
曰く「明け3歳重賞は時計重視」。
先の東京開催もそうだったが、今中山も、京都も、各クラスの勝ち時計は冬場と思えぬほど速い。今週末行われるレースでも、芝の状態を考えれば速い時計になる可能性は高く、持ち時計が速い馬が有利になるのは明らか。温暖化の影響を受けるこれからの競馬では特殊なことではなく今後益々その傾向は高くなるだろう。
ダノンデサイルの前走は京都2歳S。4着でも走破時計は1.59.9だ。2歳戦で芝2000mの2分切りは競馬の世界では優秀で、世が世なら皐月賞最有力候補だ。
10頭に印を打った予想家の予想は当たったかハズレたか気になる方のために結果を言っておくと、レースは彼が全く印を回せなかった“無印”6頭の中の2頭で決まった(笑)。その日一緒に競馬場に赴いた友人Mは軍資金を300円しか持って来なかったが、有馬記念だけ枠連の3-3、3-4、4-4を100円ずつ買い、仲間内でヒーローとなった。10頭に印を打った予想家に対してニヤリと笑いながら、確かこんな事を言ったように思う。
「これは予想じゃない、余興だ。」
(文:のら~り)
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