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5月6日(日本時間7日)にアメリカ・ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場・第12レースで行われた「第149回ケンタッキーダービー」(3歳、GI、ダート・左2000メートル、定量、18頭立て、1着賞金186万米ドル=約2億5296万円)は、ハビエル・カステリャーノ騎手とコンビを組んだメイジ(牡、アメリカ=グスタホ・デルガド厩舎)が中団の後ろから長くいい脚を使って差し切り、デビュー4戦目で米国3歳の頂点に立った。勝ちタイムは2分1秒57(良)。日本から挑戦したデルマソトガケ(栗東・音無秀孝厩舎)はスタートが今ひとつだったものの道中で徐々に位置取りを上げて6着、大井競馬から挑戦した渡米2戦目のマンダリンヒーロー(大井・藤田輝信厩舎)は12着に終わった。
レースはヴェリファイングの逃げで幕を開け、デルマソトガケは今ひとつのスタート。キングズバーンズが2番手につけ、リインカーネイト、トゥーフィルズ、コンフィデンスゲームなどが続く。マンダリンヒーローは10番手あたりを追走し、デルマソトガケもその直後からレースを進めた。よどみない流れでラップが刻まれ、3コーナーではキングスバーンズが外から先手を奪うと、さらに4コーナー手前ではトゥーフィルズがこれを内からかわして先頭に立って直線へ。デルマソトガケも押して4コーナーでは6番手あたりまで進出するが、その後ろから外を回って勢い良く押し上げてきたのがメイジ。直線半ばからは先に抜け出したトゥーフィルズとの争いに持ち込み、きっちりと差し切って栄えあるダービー馬の称号を手に入れた。デルガド調教師、カステリャーノ騎手というベネズエラ出身のタッグは、ともにうれしいケンタッキーダービー初勝利。トゥーフィルズがそのまま2着に粘り、最後鋭く追い込んだエンジェルオブエンパイアは猛追及ばず3着だった。
クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだデルマソトガケは道中でスムーズに追い上げたものの、スタートの遅れが響いたのか最後に伸び切れず6着。前走(サンタアニタダービー2着)に続いてカナダ2年連続リーディングの木村和士騎手を鞍上に迎えて臨んだマンダリンヒーローは、スタートこそ良かったものの中団追走から伸びを欠いて12着に終わった。
ケンタッキーダービーを勝ったメイジは、父Good Magic、母Puca、母の父Big Brownという血統の米国ケンタッキー州産馬。通算成績は4戦2勝。GI初勝利。ケンタッキーダービーはグスタホ・デルガド調教師、ハビエル・カステリャーノ騎手ともに初勝利。
◆C・ルメール騎手(デルマソトガケ6着)「スタートはそんなに早くなかったですが、ポジションを徐々に上げて、3、4コーナーではいいポジションを取れました。手応えも良かったので、もっと走れると思いましたが、ジリジリとしか伸びませんでした。最後までよく頑張って走ってくれました」
◆音無秀孝調教師(同)「ゲートが開いた瞬間が全てですね。作戦は前での競馬でしたが、それが全くできない状況に陥り、あの位置から巻き返すことは無理でした」
■ケンタッキーダービー アメリカ3冠レースの初戦に位置付けられるが、注目度と盛り上がりは断然のナンバーワン。優勝馬にバラのレイがかけられることにちなんで〝Run for Rose〟といわれる。また、オフィシャルドリンクとして定着しているミントジュレップ(バーボンベース)や、入場時に演奏されるケンタッキー州歌(My Old Kentucky Home)などが名物。過去の勝ち馬にはセクレタリアト、アファームド、サンデーサイレンスやフサイチペガサスといった名馬がいる。
◆日本調教馬の挑戦…これまでケンタッキーダービーに挑んだ日本馬は、1995年スキーキャプテン(14着)の初挑戦に始まり、2016年ラニ(9着)、19年マスターフェンサー(6着)、22年クラウンプライド(13着)の4頭。日本馬2頭が同時に出走したのは初めてだったが、またも厚い壁に跳ね返された。
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