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仕事が午後からのため、平日の朝遅くに交通量の少ない道路を、車でのら~り通勤する。
桜咲き、やわらかな陽光注ぐとある朝、いつものように走っていたら前を行く車がゆっくり止まった。
はて?と思い前を見ると、道路をひょこひょこ一匹の動物が渡っていた。「ハハァ…ネコか…」と思ったが、目に映った動物は猫にしてはかなり大きい。しかも全体的に細長く、短い手足と尻尾は真っ黒だ。「ん…?」と考えて頭の中の引き出しを探す。答えが出た。ハクビシンだ。
都内にもアライグマやニホンザルが出現したり、江戸川の河川敷をイノシシが走ってみたり、このところいわゆる“里山”に棲む動物が境界線を越え、街中に多く出没している。境界線と言っても元は人間が勝手に引いた線で、手入れをしなければ里山は動物にとって単なる山にすぎぬのだから、こうした事態も起こりえよう。それにしても野性に手を加える人の数が減った。
田舎住みということもあり、玄関前にクワガタが転がっているのも珍しくないが、さすがに夜行性のハクビシンが昼間人を恐れず道路を渡る姿には驚いた。急ぐでもなくノロノロと道を渡る珍獣に見とれながら、とあるTV番組で聞いたハクビシンの話を思い出した。
ジビエの対象となる野生鳥獣は多いがそのTV番組で狩猟を嗜むジビエ料理人が口を揃えて「最も美味」と評した肉がなんと、ハクビシンだったのだ。
「美味いのかな…?」口に出して言うと聞こえたのか、ハクビシンはこちらを向いて口を大きく開け、道の奥の藪にゆっくり入っていった。
鹿やイノシシではない。熊でもなければ、キジやカモでもない。多くのジビエを食した狩猟好きの美食家たちが口を揃えて美味いと評するのが、ハクビシン?意外過ぎて言葉が出てこない(笑)。
さて、意外過ぎると言えば、競馬でも意外なレース結果は多い。そして今週末メイン・アーリントンカップを含めたマイル戦には、とある格言が存在する。早速紹介しよう。
曰く「マイル戦で意外な穴を開けるのはスプリンター」。
たとえば2001年に安田記念を勝ったブラックホーク。デビュー当時はマイル戦も使ったが5歳暮れにスプリンターズSを勝ってからは1200mに的を絞り、戦績も1400m以下に偏った。いよいよ往年の切れが影を潜めたと思われた7歳の安田記念で9番人気を覆しての快勝。2着には15番人気のブレイクタイムが入り馬連は1200倍の大波乱となった。マイル戦で意外な穴を開けるスプリンターは少なくない。
キョウエイブリッサの父はグレーターロンドンで産駒の良績はマイル以下に偏る。また母キョウエイポズナンの産駒は2頭だが、これも良績は1600以下に偏る。同馬のこれまでの戦績から考えキョウエイブリッサの適距離は1200~1400と思われ、人気にはならないだろう今回は穴候補としてうってつけだ。
キョウエイブリッサが勝って大穴を的中させたらジビエ料理屋に行こう。そして訊くのだ。
「ハクビシンは今日はないですか?」
(文:のら~り)
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