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以前勤めていた会社で私は人事労務系の仕事に携わっていたが、その会社では人事労務の社員を“人労”と呼び、財務経理の社員を“財経”と呼ぶ風習があった。
当時としては、というか今でも珍しいと思うが「職種別採用」をするその会社では、人労で採用された社員はよほど自分で希望でも出さない限り、ずっと人労の仕事を任され、財経で採用された社員はこれまた同様、ずっと財経の仕事を任された。
多彩なジャンルの商品を扱う会社であったが、人労・財経の社員は職種が変わるということが基本無いため、事業部を飛び越えた交流も自然と深まり、研修や飲み会なども頻繁に行った。
ある時、見知った人労の社員数人で話をし、流れで今度皆で飲みに行こうとなったのだが、先輩の一人が手帳を見ながら顔を歪めた。「ごめ~ん…ダメだわ。その日歌会に呼ばれていてね。」
(歌会?)全員が不思議そうな顔をしてきょとんとする中、その先輩はこう言ったのだ。「皇太子様にお呼ばれしていてね。その日、歌会があるんだよ。」
歌会とはてっきりカラオケか何かの洒落た呼び方ぐらいに解釈していた私をはじめ、その場にいた全員がのけ反って驚いたのは言うまでもない。あまりにビックリした他の全員が何も言えなくなり、話はその場で何となく終わり解散となったのだが、駅まで帰る道すがら、人事部のMさんがボソッと言った。「やんごとなき人って、実際にいるもんなんだな…。」
下々の輩代表の我々2人は顔を見合わせ、新橋のガード下の小汚い屋台でおでんと不味い日本酒を飲みながら深夜まで騒ぎ、終電で帰ったが、当然翌日は二日酔い。吐き気と頭痛MAXのポンコツ頭でぼんやり考えたのは“やんごとなき先輩”のお酒の飲み方だった。確かにやんごとなき方々というのは世の中に存在する。先輩のお酒の飲み方は俺とは違い、実にスマートだなぁ…と思ったのだった。
競馬の世界にやんごとなき馬が存在するのならば、それは一も二もなく“血統馬”だろう。そして、2歳最初のG1である阪神ジュベナイルフィリーズにも、やんごとなき馬たちがコマを進めてくる。さて、お膳立てが整ったところで今週の格言を紹介しよう。
曰く「阪神ジュベナイルフィリーズは「エリート」を見極めよ」。
ラヴェルは今年、牝馬クラシック路線を沸きに沸かせたナミュールの妹。父がキタサンブラックに変わったことで、サンデーサイレンス、ノーザンテーストのクロスが入り、血統的背景もスケール感が増した。前哨戦で、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの覇者サークルオブライフも勝ったアルテミスステークスを勝っている点も好材料で、ここは以前紹介した「クラシックは負けなしから」の格言にもズバリ当てはまる。歌会に呼ばれて歌など詠んだことはないが、たまには洒落て一句詠んでみようか。
ナミュールの 果たし得ぬ夢引き継ぎて 仁川に駆けよ 同胞(はらから)ラヴェル
おあとがよろしいようで…(笑)
(文:のら~り)
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。のら〜り|2022年12月6日 22:04 | (2) |
中学時代の恩師から指摘を受けました^^;
歌は一句、二句ではなく、『首』で数えるものだ、と^^;
言われてみれば確かに…(笑)^^;
句は俳句、川柳だけですね…^^;
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ここは、一酒と洒落てほしかった(爆)