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マイルCSの追い切りが16日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われた。GⅠ3勝を挙げる白毛のソダシ(栗東・須貝尚介厩舎、牝4歳)は、坂路での併せ馬で力強い動きを披露して悠々と先着。調教評価は最高の『S』だ。芝1600メートルでは4戦4勝と負け知らず。春に比べてパワーアップを遂げたアイドルホースが、強敵の牡馬を蹴散らしてマイル王に輝く。
純白の馬体を大きく弾ませ、栗東坂路のウッドチップを高く蹴り上げた。ソダシがパワフルな脚取りで好気配をアピール。2週連続でまたがった吉田隼騎手は納得の表情を浮かべた。
「前にリードホースを置いて、それを見ながら馬の行くぶんだけ伸ばしました。今回も不安なくレースに臨めると思います」
序盤はブライトサイン(2歳1勝)を追走する形でスタート。ゆったりと自分のリズムで運び、ぶれのないフォームで徐々にペースアップしていく。最後まで力強い走りで馬なりのまま4ハロン52秒3─11秒9をマーク。瞬く間に併走相手を突き放して悠々と2馬身先着した。見届けた須貝調教師も「状態はいいね」と満面の笑み。動き、反応ともに申し分なく、調教評価は最高の『S』だ。
4歳秋を迎えた白毛のアイドルホースは着実に進化を遂げている。もともと筋肉質ながら、担当の今浪厩務員は「完成形になってきた。トモ(後肢)の張りが一番よく見える」とうなずく。それを体現したのが、9日の栗東CWコースで自己最速の6ハロン79秒5(ラスト1ハロン11秒3)をマークした1週前追い切りだ。今年1月に計時した従来の記録を一気に1秒も塗り替えた。
また、世話役は「パワーがついた。(普段の引き運動で)周りの馬が暴れたとき、それにソダシが反応する勢いや力強さが前とは全然違うよ」と、苦笑いしながら証言する。そんなおてんばな一面を残すものの、吉田隼騎手は「だいぶ大人になって、ハミ受けも安定して折り合いがついている」と、精神面の成長を伝える。
牡馬混合のGⅠはチャンピオンズC12着、フェブラリーS3着と2戦2敗ながら、ともにダートでのもの。阪神JF、桜花賞、ヴィクトリアマイルのGⅠ3勝を含む、すべて重賞で4戦4勝の芝マイル戦なら気後れはない。鞍上は「勝ってきた舞台なので自信を持って臨める。マイルの巧者が集まるので精いっぱい頑張りたい」と力強く結んだ。
充実期に入ってスケールアップしたソダシが、4つ目のビッグタイトルを手中に収め、マイル界の頂点に立つ。(長田良三)
★須貝調教師TALK★
--追い切りの指示は
「前に馬を置いてゴール前でサッと抜く感じのイメージで。『時計は頭にそんなに入れなくていいから、雰囲気を味わってくれ』という指示で」
--動きや反応は
「先週、今週と負荷をかけた。状態がいいんでしょうね。寒い時期になると目に見えて調子が良くなる。叩いたことでガス(力み)が抜けて、落ち着きもある。ここに向けて調整はしやすかった」
--4歳秋を迎えての成長は
「春よりも丸みを帯びましたね。太いわけじゃなく、パワーがついてきた印象を受けます」
──GⅠ4勝目が懸かる
「脚元に不安もなく来られた。今回は男馬とのレースになりますが、一生懸命走るソダシを見てほしい。いいパフォーマンスができれば」
昨年優勝のグランアレグリアに続く牝馬Vへ…昨年のマイルCSは、春のヴィクトリアマイルを制したグランアレグリアが優勝。レース史上6頭目、牝馬では史上初の連覇を達成して有終の美を飾った。京都競馬場の改修工事のため、近2年は阪神芝1600メートルでの開催。ソダシとグランアレグリアには、同舞台で行われた桜花賞を勝っている共通点がある。
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