中央競馬ニュース

【天皇賞・春 俺のチェックポイント】山口記者タガノディアマンテ長期休養明け2戦激走の反動を確認

 0   2   1,004
シェアする  x facebook LINEで送る
【天皇賞・春 俺のチェックポイント】山口記者タガノディアマンテ長期休養明け2戦激走の反動を確認

伝統の長距離GⅠ天皇賞・春が5月1日、阪神競馬場で行われる。「俺のチェックポイント」初日は、大阪サンスポの山口大輝記者が、京都記念2着タガノディアマンテに注目した。屈腱炎で11カ月半休養していたこともあり、近2走の反動を心配したが順調な調整ぶり。担当の松浦助手もさらなる上積みを強調した。



予想しがいのあるメンバーが集まった今年の天皇賞・春。中でも注目している一頭がタガノディアマンテだ。8番人気だった前走の京都記念で本命を打ち、2着に激走。たっぷりおいしい思いをさせてもらった。

展開的に恵まれたとはいえ、オークスユーバーレーベンや昨年の天皇賞・秋4着サンレイポケットに先着。心情的にも、ここでも無条件で本命!!といきたいところだが、気になるところがあり、事前予想では△にとどめた。それは近2走の反動だ。昨年のAJCC9着後に屈腱炎を発症して長期休養。11カ月半ぶりの実戦復帰だった前々走の中山金杯(4着)、前走とタフな競馬が続いており、脚元を含め、ダメージがないかを確かめたい。


担当の松浦助手に疑問をぶつけると「思っていた以上に脚元は安定していて、1週前追い切りもしっかりやれました。状態は間違いなく上がっています」と力強い返答。担当の獣医師、装蹄師とも相談しながら調整を進めるため、前走後も放牧には出ずに在厩で調整。プール調教を中心にじっくりと仕上げてきた。

実際、20日の栗東坂路で4ハロン51秒1をマーク。自己最速を計時した前走の1週前追い切りに0秒1差の好時計だった。当週は坂路でサラッと追い切られる予定で、調教過程も同じ。「1回使ったぐらいでは戻り切ってなかったかもしれません。2回使って、本来のこの馬に戻ってきているかなと思います」と同助手は胸を張る。

万葉S勝ちやステイヤーズS2着があり、長距離向きのスタミナはすでに証明済み。松浦助手は「心肺機能はすごいですね。しっかりとやった1週前でも全く息も上がっていなかった。前走にしても、道中、行きたがっていましたが、最後まで頑張った。距離は延びれば延びるほど持ち味が生きると思います」と自信をのぞかせる。

「この馬が大きいところを取るならこのレースだと思っています。タイトルホルダーに競りかけて潰すぐらいの強気な競馬を期待したい。バテる姿が想像できない」

世話役のあふれる熱い思いにこちらまで胸が熱くなった。思えば3歳時のきさらぎ賞でも本命を託して6番人気2着。相性のいい馬だけに、印の〝昇格〟を含め、最後まで熱視線を送りたい。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月19日()
オークス G1
5月18日()
平安S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
2 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
3 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
5 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
6 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
7 ライトバック 牝3
11,256万円
8 シンエンペラー 牡3
11,128万円
9 コラソンビート 牝3
9,942万円
10 ジューンテイク 牡3
9,821万円
» もっと見る