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【日経賞】昨年の菊花賞馬タイトルホルダーが逃げ切りV!

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【日経賞】昨年の菊花賞馬タイトルホルダーが逃げ切りV!

3月26日の中山11Rで行われた第70回日経賞(4歳以上オープン、GII、芝2500メートル、別定、15頭立て、1着賞金=6700万円)は、横山和生騎手で単勝1.6倍の断然人気に支持されたタイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)が好スタートから先手を取って直線を迎えると、道悪馬場のなか粘り強い走りでインから迫る4番人気のボッケリーニをクビ差振り切って快勝。昨年の菊花賞馬で、メンバー中唯一のGIホースが貫禄を示す重賞3勝目を挙げるとともに、天皇賞・春(5月1日、阪神、GI、芝3200メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分35秒4(稍重)。

2着からさらにクビ差遅れた3着には好位追走から直線伸びた2番人気のヒートオンビートが入った。

横山和生騎手(1着 タイトルホルダー)「(勝って)ほっとしています。有馬記念で乗せていただいた時のイメージを大切にして、次(天皇賞・春)もあるので、この馬とのリズムを、雰囲気を感じながら進めました。(先手を取ったのは)この馬を信じて勝ちにいこうと。次に大一番があるので人間もここは思い切って乗ろうと。道中のラップがどうとかいう意識はなく、どういうリズムでどういう走りをしてくれるかが大事で、それが今回の焦点でした。道中は課題がある走り方でしたし、厳しい形で直線に向くことになりましたが、さすがですね。タイトルホルダーの底力に助けられました。次が本番ですし、ここで満足することなく、この馬との絆をつないでいきたいです」

日経賞を勝ったタイトルホルダーは、父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorという血統。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬で、馬主は山田弘氏。通算成績は10戦4勝。重賞は21年の弥生賞ディープインパクト記念(GII)、菊花賞(GI)に次いで3勝目。日経賞は、管理する栗田徹調教師、騎乗した横山和生騎手ともに初勝利。


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