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【エルムS】タイムフライヤーが転向8戦目でダート重賞初V!

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【エルムS】タイムフライヤーが転向8戦目でダート重賞初V!

 8月9日の札幌11Rで行われた第25回エルムステークス(3歳以上オープン、GIII、ダ1700メートル、別定、14頭立て、1着賞金=3600万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気タイムフライヤー(牡5歳、栗東・松田国英厩舎)が上々のスタートから道中は中団をリズム良く追走。勝負どころで外から進出を開始すると直線、一気に突き抜けて先頭でゴール。2歳時にホープフルSを制したGI馬が、転向8戦目でダート重賞初制覇。秋のGI戦線に向け弾みのつく勝利となった。タイムは1分43秒4(良)。



 2馬身差の2着には最後方から追い上げたウェスタールンド(2番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着に2番手追走のアナザートゥルース(5番人気)が入った。



 エルムテークスを勝ったタイムフライヤーは、父ハーツクライ、母タイムトラベリング、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は20戦5勝。重賞は17年ホープフルS(GI)に次いで2勝目。エルムSは、松田国英調教師、C.ルメール騎手ともに初勝利。



 ◆クリストフ・ルメール騎手(1着 タイムフライヤー)「強かったです。前回すごくいい競馬をして、きょうも勝つ自信があった。レースも最高でした。いいポジションを取って、馬がリラックスできた。この馬がとても好き。いいリレーションがあります。特に前回がすごく道中いい感じで、絶対ダートで重賞を勝てると思った。きょうは彼の能力を見せられた。反応が速く、スピードが出せる。1600メートルでもいいポジションで走れるし、リラックスできたら1800メートルもいけそう。少しずつ(競馬の走りが)上手になっている」



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