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京都金杯 G3

日程:2024年1月6日()15:35 京都/芝1600m

京都金杯データ分析

コース図京都芝1600m

京都金杯は、中山金杯とともに新春を飾るハンデ重賞としてなじみの深いレース。2014年以降(2021~2023年は中京で施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を見ると、4歳から8歳までの範囲で収まっている。ただし、7~8歳の好走(3着以内)は、近3走内にオープン特別1着か重賞4着以内の経験があった馬のみ。苦戦続きの高齢馬は避けたほうが無難だろう。レースが行われる京都芝外回り1600mは、2コーナー奥のポケットからスタートし、バックストレッチをフルに使うのが大きな特徴。最初のコーナー進入まで約700mと、じゅうぶんすぎるほどの距離がある。そのため、序盤のポジション争いが激化するケースは少なく、中盤も比較的落ち着いた流れになることが多い。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
過去20年の人気別成績を見ると、1番人気はそれなりの水準をキープしているものの、2番人気は未勝利と、まったく頼りにならない。しかしながら、3番人気と5番人気が頑張っているように、あれやこれやいいつつも勝つ馬は人気サイドが多く、過去10年の単勝平均配当は1,000円そこそこにとどまっている。それでいて、馬連平均、3連複平均、3連単平均は総じて高く、ヒモ荒れ傾向が強いレースと考えるべきだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-4-1-11 20.0% 40.0% 45.0% 46.0% 62.0%
2番人気 0-3-5-12 0.0% 15.0% 40.0% 0.0% 81.0%
3番人気 4-3-0-13 20.0% 35.0% 35.0% 124.0% 73.5%
4番人気 1-2-0-17 5.0% 15.0% 15.0% 32.0% 32.0%
5番人気 3-1-2-14 15.0% 20.0% 30.0% 144.0% 90.5%
6~9番人気 7-4-7-62 8.8% 13.8% 22.5% 131.4% 89.6%
10番人気以下 1-3-5-135 0.7% 2.8% 6.3% 30.1% 59.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 170.0% 115.0%
2.0~2.9倍 1-3-0-2 16.7% 66.7% 66.7% 36.7% 91.7%
3.0~4.9倍 1-4-2-12 5.3% 26.3% 36.8% 18.9% 64.7%
5.0~7.9倍 7-5-4-22 18.4% 31.6% 42.1% 120.3% 92.6%
8.0~14.9倍 7-3-5-42 12.3% 17.5% 26.3% 155.6% 93.5%
15.0~19.9倍 0-1-3-22 0.0% 3.8% 15.4% 0.0% 64.6%
20.0~49.9倍 2-4-2-72 2.5% 7.5% 10.0% 92.5% 68.1%
50.0倍以上 0-0-4-92 0.0% 0.0% 4.2% 0.0% 46.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 4,330円 180円 1,038円
複勝 1,140円 110円 394円
枠連 3,820円 830円 1,526円
馬連 15,400円 1,120円 5,261円
ワイド 21,280円 380円 2,822円
馬単 24,740円 1,390円 9,741円
3連複 135,900円 1,720円 31,184円
3連単 1,228,010円 11,040円 212,346円

【脚質】
前の組が優勢。別表の逃げ馬の好成績を見ればわかるように、最後の直線が長いコースでも、前めで運んだ馬が相当残っている。その一方、差し・追い込み勢は勝利数と連対数こそ多いものの、単勝回収率と複勝回収率の低さを考えると、リスクのほうが大きいと言わざるを得ない。よって、連複の軸には中団より前の位置を取れそうな馬をチョイスしたほうがいいだろう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-0-2-14 20.0% 20.0% 30.0% 218.5% 148.5%
先行 5-5-10-50 7.1% 14.3% 28.6% 103.3% 110.7%
差し 7-9-5-114 5.2% 11.9% 15.6% 51.6% 61.7%
追込 4-6-3-86 4.0% 10.1% 13.1% 32.3% 34.3%

【枠順】
枠順については、真ん中より内が有利。過去20年の1~4枠と5~8枠の成績を単純に比較すると、勝率、連対率、複勝率のいずれもダブルスコア以上の差が開くという、極端な偏りが発生している。5~6枠から勝ち馬が出ることはあるが、7~8枠は過去20年未勝利となっており、外枠不利であることは明白。真ん中よりも内の枠順を引くかどうかが、勝負を大きく左右するといっても過言ではない。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 5-3-2-29 12.8% 20.5% 25.6% 181.0% 82.1%
2枠 3-2-1-33 7.7% 12.8% 15.4% 47.4% 35.9%
3枠 2-6-3-28 5.1% 20.5% 28.2% 36.4% 63.1%
4枠 5-3-4-28 12.5% 20.0% 30.0% 138.8% 169.0%
5枠 1-1-6-32 2.5% 5.0% 20.0% 18.3% 59.3%
6枠 4-1-0-34 10.3% 12.8% 12.8% 132.1% 44.1%
7枠 0-1-3-39 0.0% 2.3% 9.3% 0.0% 69.1%
8枠 0-3-1-41 0.0% 6.7% 8.9% 0.0% 34.9%

【血統】
京都芝1600m開催時に最も勝ち星を挙げている種牡馬は3勝のディープインパクト。その後継種牡馬トーセンラーも中京芝1600mで施行された2022年の勝ち馬ザダルを出したが、今後は本来の京都開催でも父系祖父あるいは母の父といったディープインパクト内包馬の動向を注視していく必要がありそうだ。ほか、母の父としては、サンデーサイレンスはもちろんのこと、サクラユタカオーやCaerleon、ジェネラス、アグネスデジタルなどが存在感を放っており、Caerleonとジェネラスにおいては父仔の間柄であることも覚えておきたいポイントとなる(京都芝1600mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2018/11/26~2023/11/26

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 15-9-13-62 15.2% 24.2% 37.4% 117.7% 107.7%
2 ロードカナロア 4-6-3-36 8.2% 20.4% 26.5% 58.0% 66.3%
3 ダイワメジャー 4-4-6-30 9.1% 18.2% 31.8% 62.7% 106.8%
4 ステイゴールド 4-1-3-13 19.0% 23.8% 38.1% 98.1% 108.1%
5 ヴィクトワールピサ 4-1-2-14 19.0% 23.8% 33.3% 216.2% 120.0%
6 イスラボニータ 3-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 460.0% 186.7%
7 ディープブリランテ 2-2-3-14 9.5% 19.0% 33.3% 163.3% 127.6%
8 キズナ 2-0-2-8 16.7% 16.7% 33.3% 76.7% 57.5%
9 ジャスタウェイ 2-0-0-7 22.2% 22.2% 22.2% 644.4% 136.7%
10 ハーツクライ 1-4-1-29 2.9% 14.3% 17.1% 12.0% 60.6%

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