23日の京都4R3歳新馬(ダート1400メートル、牝馬限定)は、酒井学騎手騎乗の1番人気エレメンツ(栗東・西園正都厩舎)が直線で鋭い末脚を発揮して楽々と差し切り、4馬身差で完勝した。タイムは1分26秒7(良)。
ラブミーロードが抜群のスタートから先手を奪うが、内から二の脚がついたトルシュローズもこれに並びかける。その後ろにシゲルメジロザメ、ダンスウィズミーが続き、人気のエレメンツは中団の後ろで外からレースを進めた。前がやや速い流れになり、好位からシゲルメジロザメが抜け出しを図るが、外から人気のエレメンツが1頭だけ全く違う脚いろの伸び。豪快に突き抜けて4馬身差をつけ、初陣を飾った。2着には11番人気の伏兵シゲルメジロザメが粘り、さらに3馬身差の3着には3番人気でのディアスプマンテが入っている。
エレメンツは、父パイロ、母アクアリスト、母の父Coronado’s Questという血統。
酒井騎手は「力が違いましたね。ゲート内で体を硬くしたり立ち上がろうとしたりして、スタートがうまくいかなかったけど、攻め馬以上の伸びをみせてくれました。芝よりダートの方が無難でしょうが、距離は延びても大丈夫です」と人気に応えての快勝を振り返っていた。
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