4月10日の阪神9R・忘れな草賞(リステッド、3歳オープン、牝、芝2000メートル)は、
川田将雅騎手の1番人気
アートハウス(栗東・
中内田充正厩舎)が勝利。昨年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬に輝いた
ラヴズオンリーユーが3年前に勝った出世レースを制した。タイムは2分0秒3(良)。
グランスラムアスクが後続を引き離して逃げて縦長の展開に。勝負どころから一団となって直線に向かうと、アートハウスが鋭い末脚を発揮。
セルケトと
グランスラムアスクの間を割って一気に突き抜けて快勝した。
3馬身差の2着には
セルケト(4番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に
グランスラムアスク(7番人気)が続いた。
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中内田充正師(1着 アートハウス)「上手に競馬をしてくれました。前走は(ハミを)かんでいて、思った以上に走れていませんでした。改めていい競馬ができたかなと思います。ジョッキーもそこ(かむところ)を意識して乗ってくれました。(母パールコードと似ているのは)気の強さですかね。母も気が強かった。身体能力の高さも上手に受け継いでいます。母が果たせなかったGⅠ制覇を、と個人的には思っています。
オークスも選択肢のひとつになってくると思います」
アートハウスは、父
スクリーンヒーロー、母パールコード、母の父
ヴィクトワールピサという血統。母はGI・
秋華賞、GII・サンケイスポーツ賞
フローラS2着。戦績は3戦2勝。