mihimalist
セイリュウ1号
スガダイ
蒼馬久一郎
マカロニスタンダーズ
田口啄麻
今週、東西で4人の調教師が厩舎を開業した。美浦の宮田敬介調教師(39)は、土曜中山4R・ディアドラの半弟ナバーラで初勝利を目指す。 厩舎の門出に、宮田敬介調教師は「いろんな方のおかげで開業できました。感謝の気持ちは忘れてはいけないと思っています」と背筋を伸ばす。 2006年4月から栗田博、田島、国枝厩舎と経た中で厩務員、調教厩務員、調教助手を経験。「遠回りと思ったこともありますが、いろいろな立場を分かったうえで調教できると前向きに考えています」。国枝厩舎ではアーモンドアイのドバイ遠征にも同行し「かけがえのない経験になりました」と糧にしてきた。 今週は土曜中山4R新馬(ダ1800メートル)のナバーラ(父キングカメハメハ)で初出走。GI2勝馬ディアドラ(父ハービンジャー)の半弟だ。技術調教師として所属した国枝厩舎で1月から調整してきた。「すごくいい背中をしています。国枝厩舎で調整させてもらえましたし、国枝厩舎のスタッフにも、勝ったら焼肉へ連れていく、と話しています」と笑顔。初陣を楽しみにしている。 ◆小手川準調教師 「充実感と責任感を感じています。初出走は(20~22日の)3日間開催の予定。座右の銘は“神様は見ている”でしょうか。手抜きをすればしっぺ返しがくるし、コツコツやっていれば馬や人が返してくれると思います」 ◆吉岡辰弥調教師 「最高のスタッフが集まったので、“チーム吉岡”で一丸となってやっていきたいです。角居厩舎で学んだことがベースになりますが、研修させてもらった中内田厩舎は乗馬の技術を取り入れていたので、うまく組み込んでいきたいと思います」 ※両調教師とも今週の出走馬はなし★新谷師「責任のある仕事。夢を与えたいですね」 1999年に福永甲厩舎の厩務員として、キャリアをスタートさせた新谷功一調教師。2005年には森厩舎の調教助手として、キーンランドスワンの英国遠征にも同行した。「責任のある仕事。オーナーにもスタッフにも夢を与えたいですね」と胸を膨らませる。 デビュー週は、土曜阪神9R・摂津特別にコウエイダリアを送り出す。「カイバ食いがよく、環境の変化にも対応してくれている。惜しいレースが続いているので頑張ってほしい」と期待を込めた。来週のファルコンSは、ライチェフェイスで重賞に挑戦予定だ。