1月6日の京都10Rで行われた万葉ステークス(4歳以上オープン、芝3000メートル、ハンデ、13頭立て、1着賞金=2400万円)は、
酒井学騎手の4番人気
メイショウブレゲ(牡5歳、栗東・
本田優厩舎)が後方待機から直線一気の競馬で差し切った。タイムは3分5秒3(良)。
レースは
ビジンが逃げ、1周目の直線で
ジャンカズマが先手を奪い2頭が後続を離してレースは進む。メイショウブレゲは後方2、3番手のインでじっくりと脚をため、直線入り口で外に持ち出されると鋭い末脚を発揮して直線一気の差し切りを決めた。
3/4馬身差の2着には、勝ち馬と同じ
ゴールドシップ産駒の
ウインルーティン(3番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に
メロディーレーン(7番人気)が続いた。
メイショウブレゲは、父
ゴールドシップ、母メイショウスイヅキ、母の父パイロという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬。栗東・
本田優厩舎。馬主は松本好雄氏。戦績は25戦4勝。
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酒井学騎手(1着
メイショウブレゲ)「枠も内だったので道中はなるべくインサイドを通ってためにためて、と思って運びました。いつもは伸びだすのが遅いタイプですが、ハンデ戦だったのでコーナーで追い出すぐらいの気持ちでいって、手応え良く伸びてくれました。馬自身、いい状態でした。格上挑戦でしたが、決め手は持っていると思っていたので、勝ち切ってくれたのは良かったですね」
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本田優調教師(同)「自分のレースをした。京都は下り坂で勢いがつくからね。今後は様子をみて」