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帝王賞4着以来2カ月半ぶりの(9)
アドマイヤスバルは、開門直後の午前5時30分にダートコースへ入場。ダクと軽めのキャンターを半周してから直前追いを開始した。直線は軽く仕掛けただけでシャープな伸びを見せて、3ハロン41秒8-12秒2(馬なり)。重心を低く保って集中した走りは好印象だ。
「休み明けの時は前日追いでこれぐらいはやるんだ。馬も自分で体を作っているから仕上がりに問題はない。枠も真ん中より少し外でいい所だ」と福岡調教助手は満足気だった。
しらかばS勝ちの(1)
クリールパッションは前日輸送。午前11時に函館を出発して、午後4時過ぎに札幌へ到着した。馬運車を降りて馬房に入ると、すぐに敷ワラをムシャムシャと食べるぐらい疲れもなく元気一杯だ。「輸送は順調だったし、前走後も変わりなく好調をキープしている。最近はスタートの出があまり良くないけど、あの辺りは津村騎手も分かっているから大丈夫でしょう」と佐藤厩務員は悠然と構えていた。
しらかばS2着から巻き返しを期す(4)
エーシンモアオバーは函館を午前11時に出発して午後4時前に札幌へ到着。「朝、軽く引き運動だけやって積んできた。前走は体が10キロも減っていたが、展開もきつかった。体は490キロぐらいで出せると思うし、今回も自分の形で競馬ができれば楽しみだ」と渡辺厩務員は重賞初Vを期待する。
デビュー以来初のダート戦となる(3)
エイシンドーバーは、小雨が降りしきる中、角馬場で15分ほど軽めの運動を行った。前走の
札幌記念8着後から徐々に気配が上向いて、絶好調時と変わらないデキに達している。
「ダートコースに出そうと思ったが、馬場が渋って悪くなっていたので角馬場だけの調整。体は少し増えているし、具合もいいのでこれで十分かな。前走時は少し硬さが残っていたが、今は柔らかみがあって本当にいい」。五十嵐調教助手は状態の良さに太鼓判を押す。GIでも好走していた実績馬だけに軽視は禁物だ。