1月21日の中京10R・若駒ステークス(3歳オープン、リステッド、芝2000メートル、7頭立て)は、2番人気で
川田将雅騎手の
マイネルラウレア(牡、栗東・
宮徹厩舎)が最後方追走から大外一気に末脚を伸ばして、ゴール寸前で差し切り。過去に
トウカイテイオーや
ディープインパクトが制した出世レースをものにして、クラシック候補に名乗りを上げた。タイムは2分2秒9(良)。
ハナ差の2着は3番手のインから抜け出した
ワンダイレクト(3番人気)。さらに1馬身1/2差の3着には2番手からしぶとく粘った
セッション(4番人気)が入った。
ツーエムルーイーが先手を取り、
セッションは控えて2番手からの競馬。
ワンダイレクトが3番手につけ、人気の
セレンディピティは5番手、
マイネルラウレアは最後方からレースを進めた。淡々とした流れになり、4コーナーで馬群はぐっと凝縮。直線は横に大きく広がっての叩き合いとなる。内から
ワンダイレクト、馬場の真ん中から
セッションが先頭争いを演じるが、大外からこれに加わったのが
マイネルラウレア。最後は
ワンダイレクトとの際どい写真判定に持ち込まれたが、わずかにハナ差、先着して無傷の連勝を飾った。
◆
宮徹調教師「この前と同じような形だったけど、よく切れましたね。届くかな…と思っていたけど。能力があるね。何事もなくクリアしてくれた。今のところ競馬に注文はないですね」
※次走は未定
若駒Sを制した
マイネルラウレアは、父
ゴールドシップ、母マイネボヌール、母の父ロージズインメイという血統。通算成績は2戦2勝となった。