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函館２歳ステークスの関連ニュース
【函館２歳Ｓ】世代初重賞はアクティブミノルＶ！！
©サンケイスポーツ
7月20日(日) 05:03
連闘で挑んだ藤岡康太騎乗の４番人気アクティブミノルが逃げ切り、デビューから２戦２勝で世代初の重賞を制した。タイム１分１０秒２（良）。今後は京王杯２歳Ｓ（１１月８日、東京、ＧＩＩ、芝１４００メートル）あたりから、２歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティＳ（１２月２１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）に向かう。１馬身差２着に１１番人気タケデンタイガーが入り、１番人気マイネルエスパスは５着だった。
５馬身差で楽勝したデビュー戦から中６日。連闘で挑んだアクティブミノルが、鮮やかな逃げ切りで世代初の重賞ウイナーに輝いた。
「強かったですね。スタートも二の脚も速い。直線も手応え十分でした」。新馬戦で手綱を取った松田騎手が騎乗停止のため、代役を務めた藤岡康騎手が、会心の笑みを浮かべた。
ゲートを勢いよく飛び出して先頭へ。直線では反応よく伸びて後続を突き放した。
平地重賞初Ｖとなった北出調教師は、中京競馬場で愛馬の勝利に「まだまだ伸びる馬だと思います」。今後は放牧を経て、京王杯２歳Ｓあたりから始動し、朝日杯ＦＳに向かう予定。ノンストップで世代の頂点を目指していく。 （鈴木康之）
◆津村騎手（タケデンタイガー２着） 「抜け出すときには勝てると思ったけど、あと１馬身のところで同じ脚いろになってしまった」
◆池添騎手（トウショウピスト３着） 「大外枠がね。逃げた馬が勝つ流れだったし、あれ以上は内に入れられなかったから」
◆吉田隼騎手（トーセンラーク４着） 「ゲートがよくなかったので腹をくくって後方から。最後はいい脚を使ってくれました」
◆松岡騎手（マイネルエスパス５着） 「スタートでぶつけられて少しエキサイトした。２、３番手は予定どおりだったけど、最後は脚を使えなかったね」
★１９日函館１１Ｒ「函館２歳Ｓ」の結果はこちら
アクティブミノル 父スタチューオブリバティ、母ピエナアマゾン、母の父アグネスタキオン。黒鹿毛の牡２歳。栗東・北出成人厩舎所属。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬で、馬主は吉岡實氏。戦績２戦２勝。獲得賞金３７５７万４０００円。重賞初勝利。北出成人調教師、藤岡康太騎手ともに函館２歳Ｓは初勝利。
【函館２歳Ｓ】アクティブミノル連闘で重賞制覇！
©サンケイスポーツ
7月19日(土) 15:36
１９日の函館１１Ｒで行われた第４６回函館２歳ステークス（２歳オープン、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル、１６頭立て、１着賞金＝３０００万円）は、藤岡康太騎手騎乗の４番人気アクティブミノル（牡、栗東・北出成人厩舎）が逃げ切り勝ち。タイムは１分１０秒２（良）。
連闘に踏み切ったスピード馬が、２２年ぶりの函館２歳Ｓ逃げ切り勝ちをやってのけた。アクティブミノルがライバルを従えて堂々の逃走劇。世代最初のＪＲＡ重賞ウイナーに輝いた。
抜群のダッシュでアクティブミノルがハナを切ると、クールホタルビ、アンブリカル、マイネルエスパスなどが好位にひしめく形。平均的なペースでレースを引っ張るアクティブミノルは、リズムの良いフットワークで４コーナーまで軽快に飛ばす。直線に向いてもその脚いろは全く鈍ることがなく、逆に追いかけた馬たちの脚が止まった。１２日にデビューして、わずか１週間後の重賞Ｖは、１９９２年のマザートウショウ以来となる同レースの逃げ切り勝ち。北出成人調教師は平地重賞初Ｖで、父スタチューオブリバティの産駒としても初のＪＲＡ重賞ウイナーとなった。
１馬身差の２着は、馬群の中から伸びた１１番人気の伏兵タケデンタイガー。さらに３／４馬身差の３着が２番人気のトウショウピストで、１番人気のマイネルエスパスは５着に敗れている。
アクティブミノルは、父スタチューオブリバティ、母ピエナアマゾン、母の父アグネスタキオンという血統。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬で、吉岡實氏の所有馬。通算成績は２戦２勝。重賞初勝利。北出成人調教師、藤岡康太騎手ともに函館２歳Ｓ初勝利。
藤岡康騎手は「前走で騎乗した松田騎手（騎乗停止中）に癖などを聞きましたが、乗りやすい馬で心配することはないと思っていました。行く馬がいたら行かせて番手からでも…と思っていましたが、スタート、二の脚ともにとても速かったので、行く形に。４コーナーを回っても手応えは十分ありました。本当によく頑張ってくれましたね。実際にレースにいってみないと分かりませんが、直線も余力残しだったので、まだ距離が延びてもこなしてくれるんじゃないかと思います」と着差以上に余裕のある内容を振り返っていた。
★１９日函館１１Ｒ「函館２歳Ｓ」の結果はこちら
連闘に踏み切ったスピード馬が、２２年ぶりの函館２歳Ｓ逃げ切り勝ちをやってのけた。アクティブミノルがライバルを従えて堂々の逃走劇。世代最初のＪＲＡ重賞ウイナーに輝いた。
抜群のダッシュでアクティブミノルがハナを切ると、クールホタルビ、アンブリカル、マイネルエスパスなどが好位にひしめく形。平均的なペースでレースを引っ張るアクティブミノルは、リズムの良いフットワークで４コーナーまで軽快に飛ばす。直線に向いてもその脚いろは全く鈍ることがなく、逆に追いかけた馬たちの脚が止まった。１２日にデビューして、わずか１週間後の重賞Ｖは、１９９２年のマザートウショウ以来となる同レースの逃げ切り勝ち。北出成人調教師は平地重賞初Ｖで、父スタチューオブリバティの産駒としても初のＪＲＡ重賞ウイナーとなった。
１馬身差の２着は、馬群の中から伸びた１１番人気の伏兵タケデンタイガー。さらに３／４馬身差の３着が２番人気のトウショウピストで、１番人気のマイネルエスパスは５着に敗れている。
アクティブミノルは、父スタチューオブリバティ、母ピエナアマゾン、母の父アグネスタキオンという血統。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬で、吉岡實氏の所有馬。通算成績は２戦２勝。重賞初勝利。北出成人調教師、藤岡康太騎手ともに函館２歳Ｓ初勝利。
藤岡康騎手は「前走で騎乗した松田騎手（騎乗停止中）に癖などを聞きましたが、乗りやすい馬で心配することはないと思っていました。行く馬がいたら行かせて番手からでも…と思っていましたが、スタート、二の脚ともにとても速かったので、行く形に。４コーナーを回っても手応えは十分ありました。本当によく頑張ってくれましたね。実際にレースにいってみないと分かりませんが、直線も余力残しだったので、まだ距離が延びてもこなしてくれるんじゃないかと思います」と着差以上に余裕のある内容を振り返っていた。
★１９日函館１１Ｒ「函館２歳Ｓ」の結果はこちら
【函館２歳Ｓ】キッズライトオン記念の“露払い”
©サンケイスポーツ
7月18日(金) 11:35
【函館２歳Ｓ】厩舎の話
©サンケイスポーツ
7月18日(金) 05:01
◆アクティブミノル・中村助手 「連闘でも疲れはないし、上積みは大きい」
◆アンブリカル・菊地基助手 「抑えるのが大変なぐらい気合が乗っている」
◆エンターザスフィア・田中淳師 「素質と学習能力が高い。芝は未知数だが、チャンスを生かしたい」
◆カゼノトビラ・小野調教厩務員 「使いつつ良化。しぶとい脚を生かせれば」
◆キッズライトオン・菱田騎手 「テンションが上がらず、いい状態」
◆グランドポピー・田中博騎手 「重賞の速い流れの方が競馬はしやすい」
◆クールホタルビ・清水久師 「栗東でもビッシリやってきた。洋芝は合いそう」
◆スルターナ・四位騎手 「素直で抑える競馬もできる。距離延長も望むところ」
◆タケデンタイガー・津村騎手 「センスがあるから逃げなくても大丈夫」
◆タケルオウジ・林和師 「体が締まって非常にいいデキ」
◆ディアタイガ・柴山騎手 「芝はわからないが、スピードはあります」
◆ティーズアライズ・小野望師 「いいデキで臨めそう。フットワークからも芝は向きそう」
◆トウショウピスト・角田師 「テンションが上がらないよう、ゲートまでメンコを着ける」
◆トーセンラーク・猪又助手 「１６日に函館に到着。末脚を生かしたい」
◆マイネルエスパス・松岡騎手 「長く脚を使えるので、ねじ伏せるような競馬を」
◆マコトダッソー・水野師 「洋芝でもやれそうです」
★函館２歳Ｓの枠順はこちら
◆アンブリカル・菊地基助手 「抑えるのが大変なぐらい気合が乗っている」
◆エンターザスフィア・田中淳師 「素質と学習能力が高い。芝は未知数だが、チャンスを生かしたい」
◆カゼノトビラ・小野調教厩務員 「使いつつ良化。しぶとい脚を生かせれば」
◆キッズライトオン・菱田騎手 「テンションが上がらず、いい状態」
◆グランドポピー・田中博騎手 「重賞の速い流れの方が競馬はしやすい」
◆クールホタルビ・清水久師 「栗東でもビッシリやってきた。洋芝は合いそう」
◆スルターナ・四位騎手 「素直で抑える競馬もできる。距離延長も望むところ」
◆タケデンタイガー・津村騎手 「センスがあるから逃げなくても大丈夫」
◆タケルオウジ・林和師 「体が締まって非常にいいデキ」
◆ディアタイガ・柴山騎手 「芝はわからないが、スピードはあります」
◆ティーズアライズ・小野望師 「いいデキで臨めそう。フットワークからも芝は向きそう」
◆トウショウピスト・角田師 「テンションが上がらないよう、ゲートまでメンコを着ける」
◆トーセンラーク・猪又助手 「１６日に函館に到着。末脚を生かしたい」
◆マイネルエスパス・松岡騎手 「長く脚を使えるので、ねじ伏せるような競馬を」
◆マコトダッソー・水野師 「洋芝でもやれそうです」
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【函館２歳Ｓ】トウショウピスト軽く仕掛けて１２秒５
©サンケイスポーツ
7月17日(木) 05:04
世代最初の２歳重賞、函館２歳Ｓの追い切りが１６日、函館競馬場で行われた。デビュー戦で鮮やかな差し切り勝ちを見せたトウショウピストは、古馬準オープン馬を含む３頭併せで楽に先着。サンケイスポーツ調教評価「Ｓ」をゲットした。マイネルエスパス、スルターナも好調教を見せた。
母から受け継いだスピードが、世代最初の重賞ウイナーへと導く。２００４、０５年と函館スプリントＳを２勝したシーイズトウショウの子トウショウピストが、函館２歳チャンプの座に向けて万全の態勢を整えた。
池添騎手を背にＷコースへと入ると、アドマイヤケルソ（栗・橋田、１６００万下）とトーセンローツェ（美・菅原、３歳未勝利）の２頭を追走。３コーナーで内に入り、直線は並ぶ間もなくかわし去ってフィニッシュした。ゴール前は軽く仕掛ける程度で５ハロン６７秒９－１２秒５の好反応。動きは古馬を相手にしないものだった。
「先週もやっているし、感触を確かめる程度。体や息づかいは初戦よりいいですね」
池添騎手が動きのよさに笑みを浮かべれば、角田調教師も「いい反応だったね。新馬戦より状態はいい」と同様にデビュー戦からの上積みを強調した。
初戦は最内（１）番枠からスタートで遅れ気味。それでもひるむことなく内を突いてポジションを上げると、直線であっさりと差し切った。「当日のテンションが上がらないように、今回はゲートまでメンコを着ける。２歳戦だけじゃなく、お母さんのように息の長い活躍をしてほしいね」と話す角田師。７歳春までスプリント路線の中心を走った母のように－。ここは通過点という考えだ。
母の主戦騎手も務めた池添騎手は「お母さんより柔らかい走りをする。気性が勝っているのは似ているけど、センスも母親譲りだね」と、母以上の活躍を期待する。
シーイズトウショウが熱狂させた函館のファンを、今度は息子トウショウピストが熱くさせる。 （柴田章利）
★函館２歳Ｓの特別登録馬（想定騎手入り）はこちら
母から受け継いだスピードが、世代最初の重賞ウイナーへと導く。２００４、０５年と函館スプリントＳを２勝したシーイズトウショウの子トウショウピストが、函館２歳チャンプの座に向けて万全の態勢を整えた。
池添騎手を背にＷコースへと入ると、アドマイヤケルソ（栗・橋田、１６００万下）とトーセンローツェ（美・菅原、３歳未勝利）の２頭を追走。３コーナーで内に入り、直線は並ぶ間もなくかわし去ってフィニッシュした。ゴール前は軽く仕掛ける程度で５ハロン６７秒９－１２秒５の好反応。動きは古馬を相手にしないものだった。
「先週もやっているし、感触を確かめる程度。体や息づかいは初戦よりいいですね」
池添騎手が動きのよさに笑みを浮かべれば、角田調教師も「いい反応だったね。新馬戦より状態はいい」と同様にデビュー戦からの上積みを強調した。
初戦は最内（１）番枠からスタートで遅れ気味。それでもひるむことなく内を突いてポジションを上げると、直線であっさりと差し切った。「当日のテンションが上がらないように、今回はゲートまでメンコを着ける。２歳戦だけじゃなく、お母さんのように息の長い活躍をしてほしいね」と話す角田師。７歳春までスプリント路線の中心を走った母のように－。ここは通過点という考えだ。
母の主戦騎手も務めた池添騎手は「お母さんより柔らかい走りをする。気性が勝っているのは似ているけど、センスも母親譲りだね」と、母以上の活躍を期待する。
シーイズトウショウが熱狂させた函館のファンを、今度は息子トウショウピストが熱くさせる。 （柴田章利）
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