これまでのシリーズでは、競走馬の能力はスピード、スタミナ、根性、気性の4つでおもに表されていました(他に体質やダート適性などもあります)。 『ダビマス』ではこれらに加えて、特殊能力とも言うべき「才能」が追加されています。 才能とは、特定のレースや戦法で「スピードアップ」や「スタミナアップ」などの効果を得られるもの。万能ではありませんが、確実に馬の能力を高めてくれます。 この才能は、馬によって持てる数が決まっているようで、いまのところ3個まで確認できています。限られた枠にどの才能を選ぶか、考えどころですね。 ここでは才能の仕組みと、より効果的な才能の選び方を見ていきます。 特別調教師の入手 才能を開花させる(才能を馬に付加する)には、その才能に対応した特別調教師を手に入れ、特別調教を行なう必要があります。 特別調教師は、GⅠや特定の重賞を勝つと出会えるほか、BCの報酬などで手に入ります。どのレースを勝つとどの特別調教師を入手できるか、決まっているものとランダムのものがあるようです。 同じ特別調教師を複数回入手すると、その分才能のレベルが上がります。特別調教師をどんどん手に入れて才能をレベルアップさせていくのも、コレクション要素的で楽しいところです。 ▲才能によってレベル上限が異なる。「胆力」などはLv.50まで達する。 特別調教で才能を開花させる 特別調教を行ったうえでレースに出走すると才能が開花します。 才能の種類によって、開花に必要なレースが違うので注意です。「疾風」や「胆力」などクラスの低いレースが条件のものはオープン戦以下、「王冠」のように対象レースが決まっているものはそのレースです。 特別調教は対象レースに出走する前ならいつ行なってもOKです。入厩したときにすぐに行なっておけば、あとから「忘れていた」ということがなくて安心です。 なおLv.50のように高レベルの才能は、1回調教しただけでは完全には開花しません。例えば「胆力」の場合、1回の特別調教でLv.10ずつ開花するので、Lv.50を完全に開花させるには5回調教する必要があります。 開花のための出走は一度行えばOKなので、調教しきってから出走してもいいし、出走後にレベルが足りない分を調教で補ってもかまいません。 ▲武豊騎手限定で発動する「人馬一体」は、武豊騎手を乗せて出走するのが開花条件。 どの才能を開花させるべきか これがとくに気になるところですが、どの才能も一長一短で、目的に合わせて才能を選ぶのがいいように思います。 たとえば、条件戦レベルと思われる馬なら、条件戦に強い「疾風」や「胆力」を開花させれば、条件戦を勝ち上がりやすくなります。 BCでも有効な才能を……ということであれば、武豊騎手を乗せて「人馬一体」が有効でしょう。ただし、乗り替わりが起こると効果がありませんが。 また、「GⅠなどの大舞台を除けば」という条件がつきますが、「快走」も幅広く使える才能のひとつです。 直線でスタミナ切れを起こすことが多いですし、GⅡやGⅢでスタミナを上手く使える点は大きいかな、と見ています。 ▲パドックでこのコメントを言われたら「快走」が発揮される合図。 ★ダビスタ名人・横井顕もリアルタイムで遊んでいる「ダービースタリオン マスターズ」をいますぐダウンロード → iOS版 / Android版 ○執筆者プロフィール 横井 顕(よこい・けん) ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。
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