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【関屋記念】ラフォン野望に届け12秒2

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【関屋記念】ラフォン野望に届け12秒2

 真夏のマイル王を目指すエアラフォンに、もう目一杯の追い切りは必要ない。上がり重点の併せ馬で、好仕上がりをアピール。「暑い時期で新潟への輸送もあるので、ラストだけ強めにやりました。最後は弾けてくれましたね」。池江寿調教師が満足げにうなずいた。

 朝一番の栗東坂路で、同じレースに出走する僚馬ゴールスキー(牡5)を2馬身追走する形でスタート。前半はゆったりと進み、中盤で一気にペースアップ。四肢を力強く回転させて、勢いよく併入した。前走時の最終追いは4ハロン50秒6で登坂したのに対し、今回は同53秒2。全体時計は平凡だが、後半2ハロンは12秒1-12秒2(前回は12秒1-12秒7)としっかりとしたラップを刻んでおり、体調面に不安はない。

 前走の中京記念は発馬で後手を踏み、後方からの競馬。流れに乗り切れず6着に敗れた。「尻っぱねするような感じで、横を向いていたときにゲートを切られてしまった。馬場も少し緩くて、持ち味を生かせなかった」とトレーナーは敗因を分析する。今回はレース2日前の10日にゲート練習を行う予定。対策に余念がなく、念願の重賞初制覇へ意欲満々だ。

 昨年の関屋記念では2着と好走。追って味があるので、直線が659メートルと日本最長の新潟外回りコースは、ベストの舞台といえる。「エンジンのかかりが遅いタイプで、直線の長いコースは合う。あとは、ゲートさえ五分に出てくれれば」と指揮官は力を込める。

 今年から新設されたサマーマイルシリーズは、計3レース(中京記念関屋記念京成杯AH)の合計ポイントで争われる。今回は第1戦の1~4着馬が不在で、勝てばシリーズ制覇の可能性も出てくる。昨年2着のリベンジを果たし、初代王者へ大きく前進したい。(鈴木康之)

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