11日の函館5R2歳新馬(芝1200メートル)は、三浦皇成騎手騎乗の1番人気メジャータイフーン(牝、美浦・高柳瑞樹厩舎)が好位追走から4コーナーで先頭に並びかけ、直線は突き放す一方で楽勝した。タイムは1分11秒4(良)。
内から二の脚を生かしてビバラビダが先頭に立ち、ジュトゥヴがこれに続く。人気のメジャータイフーンは好位のインを追走して、その外にバンタムがつけた。4コーナー手前でメジャータイフーンは早くも外に持ち出して進出開始。先頭に並びかけて直線に入った。鞍上の左ムチが1発入ると即座に反応。そこからは楽々と後続を突き放して、終わってみれば4馬身差の楽勝劇となった。2着争いは先行した2頭が粘り込み、わずかに2番人気のジュトゥヴが先着。アタマ差の3着が6番人気のビバラビダだった。
メジャータイフーンは、父ダイワメジャー、母マザイ、母の父ファスリエフという血統。おじに日本ダービー馬エイシンフラッシュがいる。
三浦騎手は「モノが違いましたね。きょうは素質で勝ってくれました。気性面で危ないところがありましたが、厩舎でよくケアしてくれていました。まだ成長が見込めるし、距離の融通も利くと思います」と素質の高さを絶賛していた。
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