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3月24日の中京11Rで行われた第49回高松宮記念(4歳以上オープン、GI、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億1000万円)で、2度目のGI騎乗を果たした藤田菜七子騎手はスノードラゴン(牡11歳、美浦・高木登厩舎)騎乗で挑んだものの17着に終わった。
藤田菜七子騎手は、今年2月17日のフェブラリーSでJRA女性騎手初のGI騎乗を果たし、コパノキッキング(セン4、栗東・村山明)で5着に入った。その後は減量制度が3月に適用されてから4週連続勝利を飾るなど活躍。2014年のスプリンターズS勝ち馬で高松宮記念5度目の参戦となる11歳の古豪とのコンビで挑んだ2度目のGI騎乗はほろ苦い結果となった。
藤田菜七子はこのレースまでJRA重賞に11レース騎乗して5着(19年フェブラリーS・コパノキッキング)が最高着順であり、菜七子以外のJRAの女性騎手が重賞に騎乗したのは、増沢由貴子(旧姓牧原、13、7、16着)、細江純子(9、10、16着)、田村真来(12着)の3人。JRAの平地GIで騎乗した女性騎手は、菜七子の他には米国の第一人者ジュリー・クローン(1990年のジャパンCでファントムブリーズに騎乗して14着)のみである。また、障害GIではロシェル・ロケットとサンドラ・ミラーが騎乗しており、ニュージーランドのロケット騎手が2002年の中山大障害をギルデッドエージで勝利している。
なお、来月には大井競馬場で行われる東京スプリント(4月10日、交流GIII、ダ1200メートル)にコパノキッキングで挑む予定となっている。
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