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第59回京成杯(14日、中山11R、GIII、3歳オープン国際(特指)、別定、芝・内2000メートル、1着本賞金3800万円 =出走12頭)クリストフ・ルメール騎乗で4番人気のラストドラフトが、4コーナー先頭の積極策で後続を振り切り、レース史上初となるデビュー2戦目でのV。父ノヴェリストも産駒2世代目で初の重賞タイトルを手にした。タイム2分1秒2(良)。この後はクラシック路線に進む。1馬身1/4差の2着が2番人気のランフォザローゼスで、1番人気のシークレットランは4着に終わった。
1戦1勝馬に立ちはだかる大きな壁を、堂々たる走りで打ち破った。ラストドラフトが4コーナー先頭の横綱相撲で1馬身1/4差の完勝。6日のシンザン記念に続くキャリア1戦でのVで、レース史上初の快挙だ。
「新馬戦のときも能力を発揮してくれたが、今回もすごくいい脚を使った。強かった」
2019年の重賞初Vを飾ったルメールが、2戦2勝とした相棒を褒めたたえる。道中はスタートが良すぎて、ハナに行きそうな勢い。2番手に控えてきっちり折り合い、3コーナーで外から馬がきても、人馬とも冷静に対処して押し切った。キャリアの浅さを感じさせない抜群のレース運びだった。
「想定より前での競馬だったが、スピードが違ったね。自在性があるのが分かったのは収穫。レース後も思ったよりケロッとしていたし、まだおつりがありそう」
戸田調教師は満面の笑みで愛馬を迎えた。母で桜花賞馬のマルセリーナを管理した松田博資元調教師とは、家族ぐるみの付き合いがある親しい間柄。ゴール後すぐに松田元調教師から電話があり、戸田師は「松田先生との縁があって、ウチに来たのかもしれない。応援していただいて感謝しています」と礼を尽くす。思い入れの深い1頭だけに、喜びはひとしおだ。
生産した社台ファームの吉田照哉代表にとってもうれしい1勝だ。英GI“キングジョージ”をレコード勝ちした父ノヴェリストは、2世代目の産駒で重賞初勝利となった。「ノヴェリストはハービンジャーのレコードを破ったし、母も相当いい。どちらのいい面も出ている素晴らしい馬。前に行けるから皐月賞は合うだろうし、これだけの馬だからダービーも」と大きな期待を寄せる。
ローテーションは未定だが、クラシックの王道を進む。ルメールはホープフルSを勝ったサートゥルナーリアに騎乗するため鞍上が流動的だが、もうすぐ来る春に向けて期待は高まるばかり。ラストドラフトが多くの夢と思いを背に、大舞台を駆け抜ける。(板津雄志)
ラストドラフト 父ノヴェリスト、母マルセリーナ、母の父ディープインパクト。黒鹿毛の牡3歳。美浦・戸田博文厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。戦績2戦2勝。獲得賞金4542万7000円。重賞初勝利。京成杯は戸田博文調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初勝利。馬名は「小説の最終草稿、完成版」。
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