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密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。ジャパンCは、JBCに次ぐ連載連勝を狙う東京サンスポの千葉智春記者(34)が担当する。自身のGI連続的中が3週で途絶えてリベンジを図る2日目は、栗東でシュヴァルグランを追跡。京都大賞典で4着に敗れたが陣営に不安はなく、引退を前にした熱意に手応えを感じた。
朝イチは気温5度と一気に冷え込んだ火曜の栗東。防寒装備で調教を見ていると、一頭の馬が目についた。月曜夕方に回避が発表されたマカヒキだ。さぞかし無念だろうと思いきや、運動から引き揚げてきた馬上の大江助手の表情は明るい。
調教後に直撃すると、「仕方ないです。高いレベルのレースに、ただ出すだけの馬ではないので。有馬記念を目標に頑張ります」。視線はすでに前へ。「そのぶん、シュヴァルグランに…」。期待も一層強まる昨年の覇者に、標的を定めた。
忘れてはいけない。昨年の優勝は、あのレイデオロやキタサンブラックを破る価値ある勝利だった。今年も同じ京都大賞典からの臨戦だが、昨年が0秒1差3着に対し、今年は0秒6差4着。物足りなさも覚える。しかし、「瞬発力勝負で自分の走りができませんでしたから。サトノダイヤモンドにもマークされる厳しい競馬でした」と不安の色はない。
力を出し切れなかったぶん大きな疲労はなかったが、レース後の回復が想像以上に早かったことから、調教は慎重に進められてきた。中6週を考慮しながら適度な負荷をかけ、心身のバランスを調整。この日も坂路で4ハロン58秒7をマークし、軽快な脚取りの中に気合をとどめた。「前走からもう1段階レベルアップして、デキは去年と同じくらい。すごくいい。調教に向かう集中力、上がりの歩様も力強さがあります」と状態面に太鼓判を押す。
新馬戦を含め、2カ月半以上の休み明け2戦目は【3・2・1・0】。叩いた際の変化に「体の切れが一番変わってきます」と同助手は挙げた。また、別の証言も興味深い。「メンバーが強い方がいい。締まったレースで、操縦性やレースセンス、スタミナ、そして末脚の良さがより生きます」。前記の戦績のうちGIで(3)(2)(1)(2)着。大舞台でこそ能力全開が望める。
年内での引退が発表されており、残るは今回と有馬記念。「寂しくなりますが、種牡馬としての仕事が待っています。最後にもう一つ、二つと勲章を増やしたい」と大江助手は意気込む。熱意のこもった仕上がりに、2012、13年のジェンティルドンナに次ぐ史上2頭目となる連覇の可能性を感じた。(千葉智春)
★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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