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20日の阪神5R2歳新馬(芝1600メートル)は、義英真騎手騎乗の5番人気クローソー(牝、栗東・平田修厩舎)が先手を取って直線で後続を突き放す圧勝劇を演じた。タイムは1分37秒1(良)。
クローソーが先手を取って、マイアベーアが2番手を追走。さらにロードウォーリアが外から3番手につけて、人気を分け合ったアルティマブラッドとデビュタントもその後ろで好位からレースを進めた。4コーナー手前で人気2頭はやや手応えが悪くなったのに対して、逃げるクローソーは軽快な脚いろ。みるみるうちに後続を突き放し、直線半ばではセーフティーリードといえる差をつけた。最後まで余裕十分に逃げ切って、終わってみれば7馬身差の圧勝。注目の新種牡馬ハービンジャー産駒からまた1頭、楽しみな馬が登場した。2着は内からしぶとく伸びた3番人気のエイシンサブウェイ。さらにクビ差の3着には4番人気のマイアベーアが粘り込んでいる。
クローソーは、父ハービンジャー、母ブリトマルティス、母の父スペシャルウィークという血統。
義騎手は「けいこに乗って特に癖もなかったのでハナに行きました。スピードがあるので楽に行くことができましたね。折り合い良く運べたし、追い出してからも他とスピードが違っていました」と7馬身差の圧勝をにこやかに振り返っていた。
★20日阪神5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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