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サブちゃん、万感の晴れ舞台-。2016年度のJRA賞授賞式が30日、東京都港区の「ザ・プリンス パークタワー東京」で開かれ、年度代表馬に選ばれたキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡5歳)を所有する歌手、北島三郎オーナー(80)が登壇。ブラックへの感謝を口にするとともに、大目標に掲げる有馬記念(12月24日、中山、GI、芝2500メートル)に向けて、愛馬にエールを送った。
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栄えある舞台の大トリだ。授賞式の最後に表彰されるのが、競馬界最高の栄誉『年度代表馬』。名前を呼ばれ、受賞馬であるキタサンブラックのオーナーが登壇する。黒にグレーのストライプが入ったタキシードを身にまとったサブちゃんだ。「ひとつだけ、感じたままにいわせてください」と感極まった表情で感謝の言葉を並べた。
「こんな立派な、意義のある賞をもらってくれて、私にプレゼントしてくれて、キタサンブラックにありがとう、と。武豊さんをはじめ、関係者の皆さま、応援してくれる皆さまに感謝しています。この年になって、初めて堪能する感動です」
ステージの前までは関係者に支えられたが、壇上へはひとりで上がり、用意された赤いいすに腰を下ろしてのスピーチ。武豊騎手、清水久調教師に挟まれて満面の笑みを浮かべ、晴れ舞台を楽しんだ。芸能人馬主は数多くいるが、個人所有で年度代表馬となれば、前人未到の快挙。さしもの大スターも、夢見心地のひとときを過ごした。
ブラックの上半期のローテーションは発表済みだが、今年の最大目標は有馬記念となる。先日、オーナーは「今年で馬も卒業していくと思います」とブラックの年内引退を示唆したが、この日は進退についての明言を避けた。その心にある一番の狙いは、過去2年、3、2着に惜敗したグランプリだ。
「今年は『まつり』は有馬記念まで取っておく」とGI名物になった代表曲を“封印”するほどの意気込み。清水久師が「出るレースはすべて全力で行きますが、有馬記念は絶対に勝ちたい」と三度目の正直にやる気を見せれば、武豊騎手も「オーナーの思いに応えたい」と力を込める。
上半期は大阪杯(4月2日、阪神、芝2000メートル)、天皇賞・春(4月30日、京都、芝3200メートル)、宝塚記念(6月25日、阪神、芝2200メートル)とGIを3戦。秋の凱旋門賞挑戦については「そのときの馬の状態を見て考えましょう」と語るにとどめ、最大目標は有馬記念に一本化した。
大阪杯の1カ月前あたりには栗東トレセンに戻り、本格的なトレーニングに入る。芸能界の大御所の夢を乗せたキタサンブラック。今年も日本競馬の“顔”として、年末の大一番にすべてをかける。
★キタサンブラックの競走成績はこちら
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