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宝塚記念4着以来、3カ月半ぶりになるローズキングダムが、坂路で自己ベストとなる4ハロン51秒1をマーク、秋の主役奪回をアピールした。
追い切りは僚馬アイアンルック(牡5、1600万下)を追走。ハイピッチで飛ばし、ラスト1ハロン12秒8。パートナーにクビ遅れで、右にもたれていたが「気にすることではない」と橋口調教師。脚いろには余裕があり、「時計、動きとも想像通り」と順調な仕上がりに笑顔を見せる。
3歳時は、3冠で(4)(2)(2)着でジャパンCに優勝。ただ、暮れの有馬記念を疝痛で取り消した後、今年は4戦して(3)(3)(11)(4)着と未勝利。それだけに「もう1度大きいところを獲らせたい」と指揮官は復活を願う。
昨年のGI勝ち馬で斤量は他馬より重い59キロ。決して楽ではないが、「力を出せる仕上がりにある。59キロを克服したら、今後により楽しみが持てる」と指揮官は前向きにとらえている。秋は古馬王道路線を歩む。再びバラの王国を築くことができるか。
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