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注目のGIホースたちの近況をお届けする「GI馬の夏休み 2011」がスタート(金曜付で掲載)。第1回は皐月賞&ダービーの2冠を制し、菊花賞で史上7頭目の3冠馬に挑むオルフェーヴル(栗・池江寿、牡3)に、スポットライトを当てる。今年の夏は猛暑だが、北海道には放牧に出ず、滋賀県のノーザンファームしがらきで調整中。すぐにでも臨戦態勢を整えられるように、栗東トレセンの近くで過ごしている。
栗東トレセンから車で約35分。昨年10月にオープンした滋賀県甲賀市にあるノーザンファームしがらきで、牡馬クラシック2冠馬オルフェーヴルは夏休みを過ごしている。
「おとなしくて、オンとオフの切り替えができる馬です。暑さにもへこたれることなく、春の疲れも取れて、元気にしていますよ」
同牧場の村上厩舎長が笑顔で近況を伝えた。ダービーを制した5日後の6月3日に栗東トレセンから移動。現在はウオーキングマシンを1時間ほど行い、角馬場で体をほぐした後、周回コースをキャンターで調教するのが日課となっている。
「こちらに来てから少し楽をさせましたが、6月の後半から乗り始めています。現在の馬体重は463キロ(ダービー時は444キロ)。これから徐々にピッチを上げていきますが、最近は体にボリュームが出てきました」と村上厩舎長は目を細めた。
競走馬は避暑のために北海道で夏を越すケースも少なくない。しかも、今年は例年よりも梅雨明けが早く、暑い日が続いている。それでも、トレセン近くで休養している理由を、池江寿調教師は「北海道に連れて行っても、秋の始動戦に使うためには、暑い時期に栗東に戻さないといけないから」と話す。トライアルから始動するためには、8月中の帰厩が必要。その際、涼しい場所から急に暑い場所へと移動すると、体調に変化をきたす恐れがあるからだ。
「それに、近くの牧場にいれば、すぐに厩舎にも戻せますからね」。秋には3冠挑戦という大仕事が待つオルフェーヴルは、臨戦態勢をいつでも整えられるよう、トレセンの近くで過ごしているのだ。
栗東トレセンには8月20日頃に帰厩する予定。秋は神戸新聞杯(9月25日、阪神、GII、芝2400メートル)から始動し、菊花賞(10月23日、京都、GI、芝3000メートル)で史上7頭目の牡馬クラシック3冠制覇に挑む。
「池江(寿)先生から細かい指示はありませんし、何も特別なことはしません。自然と成長してくれるでしょうし、無事に(トレセンに)バトンタッチできれば、秋も結果が出ると信じています」と村上厩舎長。無事に夏を過ごすこと。それが、オルフェーヴルのこの夏の宿題だ。(鈴木康之)
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