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【有馬記念】データ大作戦(3)調教
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有馬記念を多角的な視点から分析する「必殺仕分け人」。3日目は調教編をお届けする。21日に行われた最終追い切り(ジャガーメイルとペルーサは木曜追い切り)の動きだけではなく、中間の調整過程、前走との比較などのデータを検証。生き残り馬をさらに絞っていく。
〔1〕中間の調整(最大5点減)
最終追い切りだけではなく、中間の調整過程は大きなポイント。近年は短期放牧先の施設や乗り手が充実して、ハードな乗り込みが可能になったが、最高レベルの一戦に向けた調整だけに、トレセンでの中身の濃い調教は必要だ。
《3カ月以上》
連対例のないローテだけに減点は避けられない。宝塚記念以来となるルーラーシップは11月24日に帰厩。15-15を含め8本の時計を出しているが、良化途上の感は否めない。4点減。
《中11週》
凱旋門賞以来となるヒルノダームがジャパンCにも出走態勢にあったほどで、調教量は十分すぎるほど。このローテでは04年にタップダンスシチーが2着になっており、不安はなさそうだ。
《中8週》
菊花賞組が該当。オルフェーヴルは短期放牧を経て、12月2日に帰厩。15ー15を含め、6本の時計を出しており、1週前の15日には坂路でびっしり追われて、4ハロン51秒7をマーク。減点なし。
《中7週》
天皇賞組が該当。アーネストリーは短期放牧を経て、順調に乗り込みを再開。徐々に負荷をかけて追われ、1週前に坂路4ハロン52秒3をマーク。仕上がりは不安はなく、減点なし。
《中3週》
ジャパンC組が該当。時計を出し始めるタイミングが遅い場合、疲労残りが心配される。レース後10~14日後程度までに時計を出さずにいた馬は2点減。エイシンフラッシュが該当。
《中2週》
連対例はなく、減点はやむを得ないが、生き残り馬に対象馬はいない。
〔2〕追い切りの動き、騎乗者(最大10点減)
サンスポ調教担当班の採点をもとに、減点対象を決める。S、A評価は減点なし。B評価は3点減、C評価は6点減、D評価は9点減とする。また、過去10年の連対馬20頭のうち11頭は、実戦で騎乗する騎手が騎乗した。直前に感触を確かめているほうが望ましい。騎手以外の騎乗者が乗った場合は1点減。ブエナビスタがこれに該当する。
ルーラーシップは追いかけたとはいえ、コースロスのない内を通り、2歳未勝利馬に先着を許した。全体的な時計は上々ながら、動きは好調に比べると物足りない。6点減。ヒルノダムールも中間の乗り込み量は豊富とはいえ、4ハロン54秒7は大一番を前にしたものにしては控えめ。6点減。アーネストリー、トーセンジョーダン、ローズキングダムは合格点の動きながら、上がり目は感じられずB評価で3点減。
〔3〕前走との比較(最大5点減)
前走時よりも極端に時計が遅い馬、動きが目立たない馬が減点対象。
トーセンジョーダンは前走時の5ハロン67秒3(6ハロン82秒6)に比べて、今回は5ハロン70秒9(6ハロン87秒7)。疲労残りを考慮した可能性はあり、3点減。ローズキングダムは坂路からCWにコース変更。直前の追い切りスタイルのチェンジは好ましいとはいえず、3点減。
オルフェーヴル1頭が満点をキープ。動きは申し分なく、最高と思われた菊花賞を上回る状態に仕上がった。ブエナビスタも甲乙つけ難い動きで体調面の不安は皆無なようだ。昨年の覇者ヴィクトワールピサも休み明けのジャパンCをひと叩きされ、本調子を取り戻してきた。
【2日目の結論】
この日、脱落したのはルーラーシップ。休み明けのうえ、最終追い切りでは格下馬に遅れた。10点減はやむを得ず、姿を消すことになった。木曜追い切りのジャガーメイルとペルーサはあす検証する。
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