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週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り! 今回はフィリーズレビューに出走予定の9頭を診断します。
オメガウインク
前走1勝クラスの春菜賞(東京芝1400m)を勝利。インの利く馬場のなか番手につけ、逃げ馬との競り合いを制した。緩めの流れで展開は向いており、キャリア全体の走破時計やラップをみても、もうひとつ上の走りが必要なのはたしか。デビューから東京3戦、中山2戦、今回は阪神へ初の輸送もある。
カルチャーデイ
ファンタジーSの勝ち馬。小倉芝1200mの新馬戦1着から臨戦し、15番人気の低評価を覆しての重賞初制覇。やや出負けから二の脚でラチ沿い3、4番手へ巻き返し、直線は馬場の良い部分を鋭く伸びた。距離ロスはなかったが、緩みないペースを押し切る形。前走阪神JF16着はかかっている。短縮ローテで見直し可能。
コラソンビート
新馬戦はサウジアラビアRC2着ボンドガールの組で3着。そこから3連勝で京王杯2歳Sを制し、前走阪神JFでも3着と健闘。前後半3ハロンとも34秒4のペースを好位につけ、直線は外に出し勝ち馬を追う形で伸びてきた。やや出遅れたため前半位置を取りにいく際に脚を使っている。スタートが決まれば上位争い。
シカゴスティング
ファンタジーS3着馬。6枠11番から道中は中団、最内からラチ沿いを進む2着馬の外。直線はその2着馬と併せる形で内を選択し、最後まで食らいついている。前走の阪神JFはハナに立ち、中団後方に待機した馬が上位を占めるなか、5着に粘った。逃げた後なので折り合いは少し心配だが、安定感はある。
ジューンブレア
中山芝1200mを選択した新馬戦は、最内枠から好位につけ、上がり最速の脚を使い逃げ馬を捉えた。前走のデイリー杯2歳Sは7着も、ハナに立つ勢いから内の馬を行かせると、好位外の3番手でかかってしまい、不完全燃焼の競馬。1ハロン短縮はプラスに働きそう。相手関係が鍵になる。
ドナベティ
3戦目のすずらん賞(札幌芝1200m)が印象に残る競馬。スタート後の接触で後方からとなり、前半3ハロン33秒8と流れはしたが、4角はかなり外を回しての差し切り。次走のファンタジーSは最内枠の利点を活かし、中団ラチ沿いを運び2着。前走の阪神JFは8着も、8枠18番では苦しい。ロスなく回れば巻き返しも。
バウンシーステップ
前走1勝クラスのつわぶき賞(中京芝1400m)を快勝。デビュー戦から課題のスタートは決まり、道中は中団の外に待機。直線は大外に出し、一気に突き抜けた。フィリーズレビューは、さらに速い流れになる傾向があり、脚が溜まるかは課題。ただ、道中を抑えられながら走っており、ペースアップが向く目もある。
ポエットリー
デビュー2戦目に重馬場の新潟マイルで初勝利を挙げ、1勝クラスは4着、2着。前走のこぶし賞(京都芝1600m)は、少頭数の外枠からハナを切り、道中は息を入れて逃げられた。1400mは新馬戦2着も、重賞で好走するには、一気のパフォーマンス上昇を求められる。
ロゼフレア
デビュー4戦目で初勝利を挙げると、続く1勝クラスの万両賞(阪神芝1400m)を連勝。Bコース初週、前有利の馬場も、前半3ハロン33秒8と流れ、中団からの差しが決まった。前走の紅梅Sは1番人気4着。前半3ハロン36秒1と、緩い流れを好位につけており、展開は向いている。
(文・垣本大樹)
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2024年5月20日(月) 11:00
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