まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
JRA(日本中央競馬会)は6日、令和6年度の新規騎手免許試験合格者を発表。大江原比呂さん(19)が、史上13人目、現役7人目の女性ジョッキーとして合格した。JRA所属の女性騎手が誕生するのは4年連続。大江原さんは競馬一家に生まれ育ち、競馬学校での留年も乗り越えて夢をつかんだ。「日本ダービーに勝ちたい」と語るニューヒロイン候補は、3月に美浦・武市康男厩舎所属でデビューする。
◇
午前10時に結果が発表されたJRA新規騎手免許試験に、競馬学校騎手課程の40期生7人は全員合格。小雨模様の空とは裏腹に、晴れやかな笑顔の花が咲いた。その中で、グッと喜びをかみしめていたのは大江原比呂さんだ。JRA所属の女性ジョッキーが誕生するのは4年連続で、史上13人目、現役7人目となる。
祖父は騎手時代に中山大障害・春などの大レースを制し、昨年で調教師を引退した哲さん。父・勝さんは蛯名正厩舎で調教助手を務めるなど、競馬一家に生まれ育った。「おじいちゃん(哲さん)は障害戦で活躍していたので、(騎手として)学ぶことは多くあると思います」。身近なお手本は心強い限りだ。
騎手を目指したのは、中学1年生のとき。きっかけとなったのは、競馬界に次々と新風を吹き込んだ先輩女性ジョッキーだった。「藤田菜七子騎手の活躍をみて、騎手に憧れました。厩舎実習時代でも、菜七子騎手には丁寧なアドバイスをいただきました」と、憧れの存在を追いかけてきた。
ただ、騎手合格までの道のりは平坦ではなかった。入学時は39期生だったが、途中で1年留年する形に。それでも、「騎手になりたい!」という意志はブレることがなかった。師匠の武市調教師は「留年しても心が折れずに、頑張っていた。芯の強さがあるのがいいですね」と証言する。
昨年秋から行われてきた模擬レースでは勝てなかったが、持ち前の負けん気で歯を食いしばり、相棒とともに懸命にゴールを目指した。小学校時代に体操で全国大会への出場経験があるように、柔軟性とバランスの良さは折り紙付き。大きな可能性を秘めている。
「1年長く、4年かかってやっと卒業したのでうれしく思います。元同期だった2人(河原田菜々騎手、小林美駒騎手)とも仲良くしていて、くだらない話もよくします。厩舎の方からも好かれて、1鞍でも多く『比呂に乗せたい』と思われるようなジョッキーになりたい。日本ダービーに勝ちたいです」
比呂さんは大きな瞳を輝かせた。3月1日付で免許を取得し、早ければ3月2日の開催から騎手としてデビュー。競馬界のニューヒロインを目指し、スタートラインにつく。(片岡良典)
◆父・勝さん「危険な仕事なので不安もありますが、うれしいし、楽しみもあります。自分は受からなかった騎手試験。娘が夢をかなえてくれたので応援しています。ここまでいろんな人に助けてもらったので、活躍することが恩返しになると思います」
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|