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【ニューイヤー】2番人気の松岡ウイングレイテストが鮮やかに逃げ切り

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【ニューイヤー】2番人気の松岡ウイングレイテストが鮮やかに逃げ切り

1月7日の中山11R・ニューイヤーステークス(4歳以上オープン、リステッド、芝1600メートル、別定、13頭立て)は、2番人気で松岡正海騎手とコンビを組んだウイングレイテスト(牡6歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が最内枠から逃げ切って快勝。通算3勝目を挙げた。タイムは1分33秒2(良)。

クビ差の2着は外を回って追い上げたサクラトゥジュール(6番人気)。さらに2馬身差の3着には内からジリジリと伸びたグラティアス(1番人気)が入った。

ウイングレイテストが内から好スタートを決めて先頭に立ち、ノルカソルカは2番手に控える形。キングエルメスが3番手につけて、スタートでやや遅れたグランデマーレが外から4番手に押し上げた。人気のグラティアスは中団のインからのレース。ウイングレイテストが快調に飛ばし、勝負どころでは外からサクラトゥジュールが一気に進出して先行馬に並びかけた。それでもウイングレイテストの脚いろは鈍ることなく、サクラトゥジュールをクビ差退けてV。6歳を迎えて本格化をアピールした。

松岡正海騎手(1着 ウイングレイテスト)「ノルカソルカが(ハナに)行くと思いましたが、馬場的に(前半1000メートルが)59秒くらいなら前が残るので、ハナもありかなと思っていました。2歳のときから重賞を勝てる馬だと期待していましたし、最近は体調も良く、緩さも解消されてきているので、あと2年くらいは活躍できると思います。馬がレースに飽きないように、きょうはハナに行ったりして気分を変えながらレースを組み立てています。これで選択肢が広がりましたし、次はハナでも控えても展開に合わせた競馬ができると思います」


ニューイヤーSを制したウイングレイテストは、父スクリーンヒーロー、母グレートキャティ、母の父サクラユタカオーという血統。通算成績は26戦3勝となった。

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