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コロナ禍で覚えた新しい遊びがある。ハマグリ採集だ。屋台なら浜焼き1つ1000円は当たり前という高級食材のハマグリを、1円もかけずに好きなだけ食すという贅沢な遊びにハマっている。
出勤前スーツ姿で海に行き、上着を脱いだらTシャツにトランクスでそのまま海にドボン。食べるだけ獲ったらすぐ戻り頭からペットボトルの真水をかぶる。砂と塩を流したら再びスーツに着替えてそのまま出勤。地元民は毎日スーツで来てスーツで帰る変てこりんなサラリーマンを不思議そうに眺めている。
濡れたTシャツからスーツに着替える時、毎回ビーチサンダルに片足で立つのだが、いつもフラフラとバランスを崩しせっかく洗った足を砂についてしまい苦い思いをする。
ふと思う。サラブレッドは障害物を跳ぶ時にどうやってバランスをとるのだろう。比べたら失礼とはいえ、私など静かに片足で立つだけでもフラフラするのに、障害競走に出走する馬たちは竹柵、生籬(いけがき)を飛び越え、更には土塁、果ては水濠まで飛越するというのだから大したものだ。馬には馬のバランスのとり方があるのだろう。はて、それに関する格言などなかったものか、錆びついたポンコツ競馬脳の記憶を探ってみる。
あった、あった。ありました。それに関する格言。では今週の格言を紹介しよう。
曰く「障害は尻尾をよく使う馬を買え」。
もう何十年も前の話だが、私に競馬を教えてくれたM本氏直伝の、障害に関する数少ない格言の一つだ。
そもそも障害戦は、昔はダート戦同様全くの無人気。ファンからすれば障害戦など昼飯を食べながら見る余興にすぎず、私自身も馬券対象として見てはいなかった。だがM本氏は障害戦も目を細め楽しそうに観戦しながら、実況アナウンスに合わせて、「…踏み切ってぇ、ジャンプ!」などとおどけていたものだ。そのM本氏の口癖だったのがこの格言だ。氏によれば、馬は障害物を跳ぶ時に尻尾でバランスをとるのだという。そして、パドックで尻尾をよく使う馬は障害に強いのだそうだ。
なかなかに時間のかかる面倒な作業ではあったが、今回の登録馬の過去のレースのパドック映像を調べてみた。見て改めて気付いたのだが、パドックを歩くだけでも尾の使い方は一頭一頭かなり個体差がある。尾の付け根の筋肉の動きが、まさに十人十色ならぬ“十馬十色”なのだ。
残念ながら尻尾を中心に映してくれるパドック映像は少なく、映像チェックは何度も戻って目を凝らす作業となったが、今回のメンバーで尻尾の使い方が明らかに他馬とは違うというのが3頭いた。尾の付け根の動きが柔らかく、歩様に合わせて左右に力強く筋肉が揺れ動くのがその馬たちの特徴だ。候補は①ブレッシングレイン②ゲインスプレマシー③ホッコーメヴィウスの3頭だが、パドックでの尾の動かし方と実際のレースでの障害の飛越の巧拙を見比べてみて、本命◎はホッコーメヴィウスに打ちたい。当日のパドックに注目だ。
(文:のら~り)
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