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5月8日の新潟11Rで行われた第44回新潟大賞典(4歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、ハンデ、15頭立て、1着賞金=4300万円)は、岩田康誠騎手の7番人気でトップハンデとなる57.5キロを背負ったレッドガラン(牡7歳、栗東・安田隆行厩舎)が、向こう正面で外をまくり気味に進出しポジションを上げて直線に向くと、内、外横いっぱいに広がった伸び比べのなか、ゴール前でわずかに抜け出して快勝。今年の中山金杯に続く重賞2勝目を挙げた。タイムは1分57秒7(良)。
クビ差の2着に直線で大外から脚を伸ばした3番人気のカイザーバローズ、さらにハナ差遅れた3着には中団追走から伸びた5番人気のヤシャマルが入り、1番人気に支持されたアイコンテーラーは好位を追走したものの直線伸び切れず9着に敗れた。
◆岩田康誠騎手「力通りのパフォーマンスを見せてくれました。ゴール前で気持ちが切れなかったので勝てたと思います。向こう正面ではペースが速かったけど、自分のペースで走りました。直線で1度は馬が諦めかけたけど、挟まるような形になってもう1回ファイトしてゴールを駆け抜けました」
新潟大賞典を勝ったレッドガランは、父ロードカナロア、母ダンスオンザルーフ、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は24戦7勝。重賞は今年の中山金杯(GIII)に次いで2勝目。新潟大賞典は、管理する安田隆行調教師、騎乗した岩田康誠騎手ともに初勝利。
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