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【シャンティー(フランス)7日=黒田栄一郎】凱旋門賞の重要な前哨戦が行われる今週末、日本から参戦する古馬の代表が宝塚記念を制したナカヤマフェスタ(美・二ノ宮、牡4)だ。11年前に厩舎の大先輩エルコンドルパサーが歩んだ道を追いかけて、同じクラウト厩舎に拠点を置いて調整中。フォワ賞(12日、GII、ロンシャン、芝2400メートル)に向けて調子を上げており、トニー・クラウト調教師(58)も、本格化したフェスタの充実ぶりに太鼓判を押している。
気温14度。猛暑の日本とはほど遠いシャンティーの森の中を、ナカヤマフェスタが悠然と歩いている。その張りのある馬体を見つめて目を細めているのは、トニー・クラウト調教師だ。
「こちらに来てから、いい肉がついて体も増えていますね。それに毛ヅヤも良くなっています。何より、馬が幸せそうになっていますよ」
渡仏から4週間。フェスタの着実な良化を見届けてきたフランスのベテラントレーナーは、仏GIリュパン賞を制して、種牡馬として日本でも活躍したグルームダンサーを育てた実績の持ち主。11年前、エルコンドルパサー(フォワ賞1着→凱旋門賞2着)が半年間にわたって滞在した時も、クラウト師に預託された。当時のエルコンドルパサーを評して、「フランスに来てから走法が変わってきた。これならこちらの馬場にも対応できるでしょう」と断言したように、馬を見る目は確か。そのトレーナーに状態の良さを認められているのは、フェスタにとって心強い限りだ。
今年の凱旋門賞は、キングジョージを圧勝したハービンジャーの引退によって確たる中心馬が不在の混戦模様。クラウト師も「今年は他の年に比べて、多くの馬に可能性があると思う」と証言している。今週末に行われるフォワ賞とニエル賞の結果次第では、フェスタにも十分にチャンスがあるというわけだ。
「エルコンドルパサーとの比較? それは今週のレースが終われば、見えてくるでしょう。日曜日のレースが終わった後、今の馬の状態と同じようにハッピーになれればいいですね」
俳優を思わせる彫りの深い顔立ちに穏やかな笑みを浮かべて、クラウト師は締めくくった。フランス競馬を知り、日本馬の強さも知っているホースマンの力も借りて、ナカヤマフェスタは万全の状態でフォワ賞に挑む。
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