天皇賞・秋が行われた2日は、東京競馬場に10万人を超えるファンが来場。これほどの大観衆を集められるのは今、ダービーと
有馬記念しかないと思っていたので驚いた。好メンバーのGIに加え、メモリアルレースのウオッカカップ、その
ウオッカの娘
ケースバイケースのデビューなどの影響も大きかったか。
かく言う記者も、休みを利用してプライベートで訪れたひとり。場内のにぎやかなムードに気持ちは高揚したが、肝心の馬券は散々。高い観戦料を支払ったぶんは、きょうの東京11R・
京王杯2歳Sできっちり取り返したい。
◎は
ロンバルディアだ。キャリアは2戦と浅いが、デビュー戦の勝ちっぷりはなかなかのもの。スタートからスッと好位につけ、直線では2頭の間を割って伸びてきた。畠山吉調教師が自信を持って関西主場の中京へ送り込んだだけあって、競馬センス、勝負根性、力強い末脚と競走馬に必要なものをしっかりと兼ね備えている。
だが、4着に終わった前走のくるみ賞は、出負けした上に勝負どころの反応も今ひとつで、この馬らしさは影を潜めていた。その理由をトレーナーは「ソエで休ませて、いくぶん急仕上げだった。反応が鈍くなってしまったね」と説明する。それでも収穫はあったようで「ゴール前では上位3頭に迫っていたから。今回は追い切りでも仕掛けたら併走馬を楽に突き放したし、上積みはあるでしょう。前走で勝った馬が人気になるなら一発狙えると思うんだよね」と色気たっぷり。
中1週で重賞に挑戦するのは、自信があるからに他ならない。単勝(11)。馬連)(11)-(9)(12)(4)(1)(2)(10)で勝負だ。
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