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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牝3 | 54.0 | 武豊 | 栗 武幸四郎 | 428(+2) | 1.33.7 | 3.0 | 2 | 34.6 | ⑤⑤⑤ | |||
2 | 7 | 7 | 牡3 | 56.0 | B.ムルザ | 栗 安田隆行 | 486(-4) | 1.33.8 | 1 | 5.4 | 3 | 35.7 | ①①① | ||
3 | 4 | 4 | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 | 栗 石坂公一 | 500(+4) | 1.34.0 | 1 | 6.8 | 4 | 35.2 | ④③③ | ||
4 | 3 | 3 | 牡3 | 56.0 | 鮫島克駿 | 栗 西村真幸 | 494(+2) | 1.34.0 | クビ | 9.7 | 5 | 35.1 | ③③④ | ||
5 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 和田竜二 | 栗 河内洋 | 486(-4) | 1.34.2 | 1 | 16.0 | 6 | 34.8 | ⑥⑥⑥ | ||
6 | 6 | 6 | 牡3 | 56.0 | 浜中俊 | 栗 荒川義之 | 500(+6) | 1.34.8 | 3 1/2 | 56.4 | 7 | 35.4 | ⑦⑥⑥ | ||
7 | 5 | 5 | 牡3 | 56.0 | D.イーガ | 栗 池添学 | 486(-4) | 1.35.0 | 1 | 2.4 | 1 | 36.5 | ②②② |
ラップタイム | 12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.2 |
---|---|
前半 | 12.5 - 23.5 - 34.8 - 46.3 - 58.1 |
後半 | 58.9 - 47.4 - 35.6 - 24.1 - 12.2 |
■払戻金
単勝 | 2 | 300円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 180円 | 2番人気 |
7 | 250円 | 4番人気 | |
馬連 | 2-7 | 970円 | 5番人気 |
ワイド | 2-7 | 390円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
2-4 | 370円 | 4番人気 | |
4-7 | 420円 | 7番人気 | |
馬単 | 2-7 | 1,490円 | 6番人気 |
3連複 | 2-4-7 | 1,290円 | 5番人気 |
3連単 | 2-7-4 | 5,520円 | 18番人気 |
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土曜日の中京芝のレース結果、近年のシンザン記念の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中京競馬場はAコース開催の2日目。年明け以降、雨量計にあがる降雨はなし。土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日早朝におけるJRA測定クッション値は10.3。スポニチ賞京都金杯当日の朝が10.0だったので、少し硬めの方向に推移している。
土曜日に施行された芝競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は1、4、5、4、12番手。内柵沿いの傷みが目につき始めたが、時期的に芝のレースを控えめにして大切に使われていることもあってか、内寄りを通る先行勢もまだまだ踏ん張りがきいていた。
その一方、上がりの要求度も高く、勝ち馬はいずれも上がり3ハロン3位以内でフィニッシュ。上がり3ハロン1~2位馬は【4.2.1.3】という、高値安定の成績を収めている。そのあたりを鑑みれば、前有利と決め付けるのは早計。メンバー上位の上がりを出せる馬が有利という捉え方が、もっとも適切ではないか。
ちなみに、今年の第1回中京開催で行われた芝1600mのレースは3鞍(1月7日終了時点)。勝ち馬はすべて上がり3ハロン2位以内でフィニッシュしていた。現状、マイル戦では末脚のしっかりした馬が優位の立場にある。その点は気に留めておいたほうがいい。
日曜日開催中の予報は晴れベース(8日7時の時点)。降雨がなく馬場の乾燥が進めば、さらに末脚の要求度がアップする可能性も考えられる。となれば、枠順の並びよりも息の長い脚を備えているかどうかのほうが重要。直線の急坂にもへこたれず、辛抱強く脚を伸ばせそうな馬を上手に狙いたいところだ。
なお、中京の芝1600mで開催された過去2年におけるシンザン記念の勝ち馬2頭は、上がり3ハロン1位での1着歴、かつ中京や阪神外回りといった直線が長いうえに急坂もあるコースでの連対経験があった点で共通する。コース適性はもちろん、上がりという要素は先述した馬場傾向にもマッチすることから、押さえておきたいポイントといえよう。
今回の出走メンバーで要点(上がり3ハロン1位での1着歴+コース実績)を満たしているのは、①サンライズピース1頭のみ。よって当欄では、①サンライズピースを注目株として推奨する。
◆クファシル・池添学師「体つきが筋肉質で素晴らしい。賢いところと気持ちが強いところがきょうだいに似ていますね。乗りやすいので、右、左回りは関係ない。パワーがあるので、最後の坂もこなせると思います」
◆サンライズピース・河内師「前走はスタートが悪かったことに尽きる。少頭数なのはいいので、長く脚を使えるような展開になってくれれば」
◆シンゼンイズモ・大林助手「1800メートルで引っ掛かるところがあったので、1ハロン短縮はプラスに働きそうです。左回りも調教では問題なさそう。間隔をあけて体は大きくなった印象です」
◆スズカダブル・余田助手「いい動きをしていて状態は良さそうです。左にモタれるところがあるので、現状では左回りの方がいいのかもしれません。レースは上手なタイプなので、どれだけやれるか楽しみです」
◆トーホウガレオン・石坂師「ここで勝負できるように乗り込んで、舞台も合うのではと思っています。1600メートルならもう1段階、脚をためられると思います」
◆ペースセッティング・上野助手「順調です。前走で我慢が利いていて、距離は大丈夫だと思う。ゲートも今は大丈夫で左回りも問題ない」
2013年以降(2020年以前は京都で施行)の性別成績は、牡・せん馬【8.8.10.90】、牝馬【2.2.0.17】。勝率と連対率は後者が上回っている。ただし、牝馬で3着以内に入った4頭は、いずれも前走の馬体重が450キロを超えていた。牝馬を狙う場合は、前走の馬体重をしっかり確認しておきたい。
(減点対象馬)
②ライトクオンタム
2013年以降の1~2着馬20頭の前走使用距離をみると、芝1400m、芝1600m、芝1800mの3通り。これ以外のステップで臨んだ馬は2着連対圏に達していない。また、芝1400m組の連対(2着以内)は、前走が特別戦で3着以内だった馬のみ。その点には注意したいところだ。
(減点対象馬)
①サンライズピース
2013年以降の2着以内馬20頭のうち、14頭が前走3着以内。残りの6頭はいずれも2走前に複勝圏を確保していた。近2走続けて4着以下に敗れていた馬は、過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
①サンライズピース ③スズカダブル ⑥シンゼンイズモ
2013年以降の1~2着全馬に芝1400m以上での勝利歴、もしくは芝マイルの連対(2着以内)経験があった。この条件に合致しない馬は、疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑥シンゼンイズモ ⑦ペースセッティング
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高い指数の出にくい1戦1勝馬を除くと、直近5年でU指数二桁順位ながら3着以内に入ったのは、2021年2着のルークズネスト(12位)のみ。これをカバーするのはさすがに難しいが、毎年必ず1~2位のいずれか1頭(あるいは両方)は馬券に絡んでいるので、基本的にU指数上位を中心に馬券を組み立てる方針を推奨する。3位と高い評価を受けるも10番人気に甘んじていた2019年2着のマイネルフラップのような“人気の盲点”を突いていきたい。
しかしながら、今年はまさかの7頭立ての少頭数となり、馬券妙味を求めるアプローチが難しい状況となった。大荒れ決着は期待できないので、素直に指数順に評価していくのが最善策となるだろう。
ピックアップするのは、キャリア2戦以上の組から、重賞4着歴があり2位に2.5の指数差を付けて“淒馬”にランクされている1位⑦ペースセッティング(87.6)と、G1以外では掲示板を外していない2位③スズカダブル(85.1)の2頭。1戦1勝の組からは、1番人気に支持された新馬戦を逃げて快勝した3位②ライトクオンタム(83.9)と、アンドヴァラナウトの下という血統背景が魅力の5位⑤クファシル(81.3)の2頭。以上、この4頭を推奨する。
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今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、21・22年に続いてシンザン記念は中京芝1600mに舞台を移して施行される。
当該コースにおける世代限定かつ特別戦の種牡馬成績は7勝を挙げるダイワメジャーがトップとなり、次点で3勝のキングカメハメハ、2勝のディープインパクト、ハーツクライ、モーリス、ロードカナロア、ジャスタウェイ、ハービンジャー、チチカステナンゴが続く。なお、昨年はダイワメジャー産駒の4番人気マテンロウオリオンが勝ち、2年前はモーリス産駒の4番人気ピクシーナイトと8番人気ルークズネストでワンツー決着。いずれも決して下馬評が高くなかったことを思うと軽視できない種牡馬傾向といえるだろう。
クファシルは、父モーリス×母グルヴェイグ(母の父ディープインパクト)。同産駒は21年1着ピクシーナイト、同年2着ルークズネスト、22年2着ソリタリオと代替開催で好走が続くが、本馬とルークズネストは母の父まで配合が共通する。パロクサイドの輸入を起点にシヤダイフエザー、ダイナカール、エアグルーヴと日本で綿々と紡がれてきた名牝系でもあり、キャリア1戦とはいえ重賞戦線で上位争いして不思議はなく、奥の深さもありそうだ。
シンゼンイズモは、父エピファネイア×母ビジュアルショック(母の父Kingmambo)。昨年は母の父がキングカメハメハの2頭で1・2着となったが、本馬の母はキングカメハメハの遠縁(どちらも5代母Aimee)にあたり、同じKingmamboの直仔であることが興味深いところ。なお、勝ったマテンロウオリオンと本馬は「Roberto系×Kingmambo系」となる大まかな配合型も似ている。近親アグネスデジタルという血統背景からも意外性がありそう。
編集部(以下、編) 3日間開催の中日です。この日曜日には、重賞のシンザン記念が組まれています。
新良(以下、新) 7頭立てと寂しいメンバー構成になってしまいましたね。
編 しかも、すべてが1勝馬……。
新 そうなんですよ。少数精鋭なら良かったんですが、実際はまったく逆。少頭数に、低レベルというオマケまで付いてしまいました。オープン特別、というか、ややレベルの高い1勝クラスの特別戦と考えてもいいくらいです。
編 どうしましょう。通常は重賞をメインに取り上げますが、さすがに今回は別のレースを選択しましょうか?
新 いえ、それでもあえてシンザン記念を狙っていきます。レースレベルや注目度のことは考えずに、しっかり当てにいく一戦と位置付けたいです。
編 穴馬券を取ることは大事ですが、的中させることのほうがなにもよりも大事。3日間開催の中日ということもありますし、次につながる進塁打のようなものも必要ということですね?
新 そうとらえていただいて結構です。
編 わかりました。新良さんは土曜日のレースを攻略する際に、中京は芝もダートも距離ロスを抑えることが重要で、乗り方を熟知しているジョッキーを狙うという方針を示されていましたが、ここもそのスタンスを貫くかたちで?
新 いえ、このレースに関しては、先物買いと言いますか、過去実績のある騎手ではなく、この先順調に結果を残していくであろう騎手を狙おうと考えています。
編 具体的に言いますと?
新 短期免許で来日しているムルザバエフ騎手です。シンザン記念では、C.デムーロ騎手からの乗り替わりで⑦ペースセッティングに騎乗します。この馬が今回の狙い目です。
編 おお、ムルザバエフ騎手ですか。ホープフルSで人気薄のドゥラエレーデを勝利に導き、驚かされました。まだ騎乗回数は少ないですが、明らかに「乗れる外国人騎手」という印象です。
新 腕の高さは間違いありません。阪神Cで11番人気のラウダシオンを3着に持ってきた競馬も見事でした。まだ乗り馬に恵まれていない感じですが、騎乗馬の質が上がっていけば、成績をさらに伸ばしていくでしょう。
編 それだけ高い評価を与えていることもあって、シーデムからの乗り替わりでも戦力ダウンにはならないと判断したわけですね。
新 「追う」技術に関しては同じくらいのレベルにあると思います。剛腕ぶりでいったら、むしろムルザバエフ騎手のほうが上かもしれません。ペースセッティングの前走を見るに、追われれば追われただけ伸びそうな雰囲気だったので、この馬の良さをさらに引き出せる可能性を秘めていると考えました。
編 もう、べた褒めじゃないですか。
新 穴がないというか、シンプルに上手なんですよ。追えるだけでなく、ハイペースなら前崩れを狙い、スローになれば積極的に前に出していくこともできる。そういう立ち回りの巧みさも兼ね備えています。今後に期待するなと言うほうが無理な話です。
編 これはもう、全幅の信頼を置くしかないですね。
新 ペースセッティングは勝ち馬にクビ差まで迫った前走の走りが悪くなかったですし、G2で4着という実績もあります。中京で行われるシンザン記念は今年で終わりますが、ここ2年はいずれも前走が阪神芝1400mだった馬が勝利しました。同じローテーションで臨める点も追い風でしょう。
編 1戦1勝の良血馬が人気を集めそうですので、少頭数ながらも配当面の魅力がありそうです。
新 おそらく高精度のAI予想などではムルザバエフ騎手を評価する前段階なので、過剰人気しない今が買い時です。
編 そういう面も含めての「先物買い」というわけですね。
新 はい。良質な馬が集まって売れまくる前に、ムルザバエフ騎手で儲けさせてもらいましょう。
編 ここを当てて、良いかたちで3日間開催の最終日に持ち込みたいですね。
新 このジョッキーならやってくれると信じています。応援しましょう。
新春に淀のマイルで3歳のトップホースが相まみえる伝統の一戦。ここでの勝利を機に、クラシック戦線で活躍する馬も非常に多い。第31回(1997年)のシーキングザパール、第36回(2002年)のタニノギムレット、第48回(2014年)のミッキーアイルなど、のちのG1ホースも勝ち馬として名を連ねている。ほかにも第46回(2012年)のジェンティルドンナ、第52回(2018年)のアーモンドアイの2頭は、牝馬三冠をはじめ、前者はG1を7勝、後者はG1を9勝する女傑として名を轟かせることになる。また、出世するのは勝ち馬に限らず、第45回(2011年)の2着馬であるオルフェーヴルの名前は見逃せないところだろう。
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